ゴールデンウィーク中は高速道路や新幹線の乗車券などの値段や、各種交通サービスの内容がいつもと違うため、それをおさえておかないと、予算オーバーになって困るかもしれません。
高速道路──土日祝日でも休日割の対象外
全国の高速道路のうち、東京・大阪近郊区間を除く「地方部」の料金は通常、土日祝日は30%オフになりますが(休日割引)、4月27日(土)から5月6日(月)までは対象外で、普段の休日より高速料金が高くなってしまいます。
ただし、GW中であっても午前0時から4時の間に料金所を通ると料金が30%オフになる深夜割引は使えるので、活用するとよいでしょう。
コインパーキング──GW期間中は「上限」がなくなることも
コインパーキングの一部では、GW期間中、いつもは「上限料金」があるところでも上限がなくなり、駐車料金が高額になることもあるので注意しましょう。
たとえば、通常の料金が「30分200円、1日上限1400円」のパーキングで、GW期間中だけ上限料金がなくなると、いつもの感覚で午前8時から午後9時まで停めた場合、1400円のつもりが5200円となってしまうわけです。
看板には「特別料金」であることは目立たない文字で書かれていることも少なくないので、GW期間中は看板をしっかり見てから車を停めましょう。
新幹線の座席──4月27日(土)から5月6日(月)までのぞみは全席指定
新幹線のぞみ号では4月27日(土)から5月6日(月)までの期間中、自由席車両がなくなり全席指定席となり、空いている時間であっても、自由席券より高い指定席券を買う必要があります。
指定席券がなくても立席ならばのぞみに乗れますが、空いている席も含めて座れません。安く済ませたい場合はひかりの自由席を使いましょう。東京から新大阪の場合、所要時間の差はたった約30分ですが、1250円節約できます。
のぞみ全席指定は、カレンダー上は平日に当たる4月30日(火)から5月2日(木)までも同じです。GW期間中であることを忘れがちなので、特に注意が必要です。
文・浜崎遥翔(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部