【宅配便】小さな荷物を一番安く送れるのはゆうパック。冷凍品、ゴルフクラブはどこが一番安い?ヤマト?佐川?

2024/05/06 08:00

4月からヤマト運輸が約2%、佐川急便も平均約7%配送料を値上げしたが、どの業者を選ぶかによって同じ荷物の配送料金が390円も違ってしまうかもしれない──。 よりお得に荷物を送るにはヤマト運輸、佐川急便、郵便局のどれを選べばいいのか、荷物の大きさや種類別に比べてみた。 荷物のサイズ別に配送料を比較!料金差390円も……一

4月からヤマト運輸が約2%、佐川急便も平均約7%配送料を値上げしたが、どの業者を選ぶかによって同じ荷物の配送料金が390円も違ってしまうかもしれない──。

よりお得に荷物を送るにはヤマト運輸、佐川急便、郵便局のどれを選べばいいのか、荷物の大きさや種類別に比べてみた。

荷物のサイズ別に配送料を比較!料金差390円も……一番安いのはどこ?

ヤマト運輸(ヤマトホールディングス <9064> )、佐川急便(SGホールディングス <9143> )、郵便局(日本郵政 <6178> )とも配送料金は荷物のサイズによって決められており、たとえば縦、横、高さの合計が60センチ以内であれば「60サイズ」の料金が適用される。

3サービスの60サイズ料金を東京から大阪宛で比べてみると、ヤマト運輸の「宅急便」は1060円、佐川急便の「飛脚宅配便」が1040円、郵便局の「ゆうパック」は990円となり、ゆうパックが一番安くなる。

一番高い宅急便と一番安いゆうパックでは70円の差があるので、1年間に60サイズの荷物を10個送ったとしたら700円も違ってしまう。

ゆうパックが一番安いのは80サイズでも変わらず、宅急便1350円、飛脚宅配便1340円、ゆうパック1310円と最高値最安値の差は40円だ。

ゆうパックが最安値の傾向は100サイズ、120サイズと続くのだが、140サイズになると宅急便と飛脚宅配便が2310円、ゆうパックは2300円とほとんど金額差がなくなる。

さらに160サイズでは佐川急便が逆転し、宅急便の2630円、ゆうパックの2610円に対して、飛脚宅配便が2570円と最安になる。

さらに170サイズの料金を飛脚宅配便とゆうパックで比べると、それぞれ3360円、3750円と飛脚宅配便のほうが390円も安い。

こうしてみると、小さい荷物ならゆうパック、大きな荷物になるほど佐川の飛脚宅配便がお得になるといえそうだ。

冷凍品、ゴルフ用品を送るならどこが一番安い?

冷凍品を送る場合はどうだろうか。上の例と同じように、東京から大阪までで、60サイズの冷凍品をヤマト運輸の「クール宅急便」で送ると、通常料金の1060円に275円が加算されて1335円になる。

佐川急便の「飛脚クール便」であれば通常料金1040円+275円で1315円、郵便局の「チルドゆうパック」は1215円だ。

チルドゆうパックは冷蔵温度での配送なので厳密な比較とはならないが、もっとも料金の高いクール宅急便との金額差は120円になるので、冷蔵でもいい荷物ならこちらを選ぶのがいいかもしれない。

80サイズになるとクール宅急便1680円、飛脚クール便1670円、チルドゆうパック1670円とほぼ横並びになり、100サイズでは宅急便2090円、飛脚クール便2070円、チルドゆうパック2295円とチルドゆうパックがもっとも高くなる。

サイズの大きな冷凍品では、チルドゆうパックを使うメリットはなさそうだ。

次にゴルフクラブの輸送費用を見てみよう。140サイズの東京→大阪配送料を比べてみると、ヤマト運輸の「ゴルフ宅急便」と佐川急便の「飛脚宅配便」が2310円、郵便局の「ゴルフゆうパック」は2300円とほとんど差はない。

ゴルフ用品を送るときは荷物の持ち込みやすさや割引サービスなどを基準に選ぶのがよさそうだ。

配送料がお得になる割引サービス……条件次第で15%割引

配送サービスを選ぶときは、割引サービスにも注目したい。3サービスの中で一番割引サービス数の多いのがヤマト運輸で、たとえば「クロネコメンバー割」や「デジタル割」などがある。

クロネコメンバー割はヤマト運輸独自の電子マネーで支払うと料金が10%割引になるサービスで、割引率が15%になる「クロネコメンバー割BIG」もある。

上の通常料金60サイズの比較でいえば、1060円が954円または901円となり、最安値だったゆうパックの990円より安くなる。

デジタル割はスマホを使って荷物を送ったり、WEBから集荷を申し込んだりすると60円の割引が受けられるサービスだ、

さらにキャッシュレス決済「にゃんPay」で支払うと12%割引になったり、荷物を持ち込むと100円割引になったりする「持込割」などがある。

佐川急便は割引サービスが少なく、荷物を持ち込むと100円安くなる割引サービスしかない。

郵便局にも持込割引があり、割引額が120円と他の2サービスよりも大きい。

ほかにも郵便局アプリを使うと料金が180円安くなる「ゆうパックスマホ割サービス」や同じ種類の荷物を同じ宛先へ2個以上送る場合に1個につき60円割引になる「複数口割引」などがある。

配送料を少しでも節約したいなら、こうした割引サービスを使わない手はないだろう。

これらはあくまで費用での比較であり、配送の時間帯や方法、配達員のサービスなどは考慮していない。

しかし、ヤマト運輸、佐川急便に続いて郵便局も今年の秋に値上げするといわれており、荷物に応じたサービスの使い分けがますます必要になってくるかもしれない。

文/編集・dメニューマネー編集部