連載30周年を記念して5月に発売された人気漫画『名探偵コナン』トレーディングカードの値段が高騰、原作者である青山剛氏のサインが入った「江戸川コナンシークレットカードサイン版」の売買の相場は14万円超え。希望小売価格が6枚入り308円(税込み)なので、実に455倍の値段がついている計算だ。
やっぱり高値がつくのはコナン!10万円を超えも
発売された「名探偵コナントレーディングカードゲーム」では、ほかにも高値のカードがあり、「江戸川コナンシークレットカードレンガ版」と呼ばれる、コナンの背景にレンガが描かれたカードは、1万4000円ほどで売買されている。こちらは希望小売価格の約45倍だ。
人気上位はやはりコナンが描かれたカードで、背景に夜の街を描いたパラレル仕様のカードに5000円の買取価格をつけている業者もある。こちらは希望小売価格から約16.2倍の値段だ。
あの人気キャラのカードも小売価格の22倍超
このカードゲームではコナン以外のカードでも高値がついているものがあり、たとえば背景に加工を施した「怪盗キッドのパラレル仕様カード」は、フリマでの取引相場が5500円~で、買取価格では7000円以上の値段がつくケースもある。7000円で買い取ってもらえば、希望小売価格の約22.8倍だ。
また、人気キャラ・灰原哀のパラレル仕様カードもフリマ取引相場3000円~、買取価格5000円~と同じくらいの値段がついている。安室透パラレル仕様カードはフリマでの相場が3500円~。服部平次パラレル仕様カードがフリマ相場1800円~、赤井秀一パラレル仕様カードのフリマ相場が1600円~、黒羽快斗はフリマ相場2000円──などとなっている。
売切れ続出のコナンカードは手に入るのか?
「探偵たちの切り札」は5月の発売時、タカラトミーの公式通販サイト「タカラトミーモール」などで予約抽選販売が行われたが、現在は在庫切れの状況。ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店では店頭販売もされたが、今は実店舗で買うのは難しいだろう。
これから「探偵たちの切り札」を手に入れるとすれば、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販で買うしかないが、値段はプレミアム価格となっているので、注意したほうがいいだろう。
カードコレクターたちの間では、「6月中に再販する」という情報も出ており、その場合前述の家電量販店やセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニ、TSUTAYAなどで売られる可能性があるが、定かではない。
もちろん「タカラトミーモール」での販売も予想されるので、気になる人はマークしておいたほうがいいだろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・©青山剛昌/小学館 © TOMY