株主優待

定額減税「4万円で買える」もらって嬉しい4つの優待銘柄──利回り5%以上

2024/06/19 07:00

定額減税により増える手取りの4万円を使って、株式投資に充ててみても良いかもしれません。およそ4万円で買える利回り5%超銘柄で、使いやすい買い物券やお菓子など「もらって嬉しい優待」を行っている4銘柄を選んでみました(文中株価は6月17日の終値)。 ベルメゾンで使える買い物券2000円分──千趣会 大手通販サイト「ベルメゾ

定額減税により増える手取りの4万円を使って、株式投資に充ててみても良いかもしれません。およそ4万円で買える利回り5%超銘柄で、使いやすい買い物券やお菓子など「もらって嬉しい優待」を行っている4銘柄を選んでみました(文中株価は6月17日の終値)。

ベルメゾンで使える買い物券2000円分──千趣会

大手通販サイト「ベルメゾン」で使える買い物券がもらえるのが、千趣会 <8165>(株価321円、最低購入額3万2100円)です。100株持つと、1000円分の商品券を年2回の合計2000円分もらえます(一部対象外商品あり)。

優待利回りは約6%ですが、長期特典で最大3500円(3年以上の場合)まで増えるので、最終的な利回りは10%を超えます。

株主優待の魅力はファッション、日用品からグルメまで、豊富な商品から好きなものを選べること。通常は送料がかかりますが、定期的に行われる送料無料キャンペーンを使えば、効果的に優待を使えます。

洋服が買える3000円のお買い物券──ライトオン

ジーンズを中心に扱う衣料品チェーン店を運営する会社・ライトオン <7445> (株価389円、最低購入額3万8900円)の株主優待は、自社店舗で使える3000円分(100株の場合)の買い物券です。

オンラインショップでは使えませんが、1000円ずつに分かれているため、少額アイテムの買い物にも使えます。

優待利回りは約7.7%ですが、2023年度はオンラインショップで使える20%オフクーポンが一緒に届いたようで、利回りはさらに高くなるかもしれません。

家電などが買える年間1000円の買い物券──ヤマダHD

大手家電量販店「ヤマダデンキ」を運営するヤマダHD <9831> (株価424.3円、最低購入額4万2430円)の株式を100株持っていると、500円の商品券を年に2回、合計1000円もらえます。

優待利回りは約2.4%ですが、年間配当が1200円なので、合計利回りは約5.2%です。

優待券を使えるのは1000円につき1枚まですが、家電だけではなく書籍や日用品、お菓子にも使えます。4万円を少し上回りますが、ヤマダデンキで買い物する機会が多い人は検討してもいいかもしれません。

2000円相当の特選ギフト──ノバレーゼ

年に1度2000円相当の特選ギフトがもらえるのが、ノバレーゼ <9160>(株価297円、最低購入価格2万9700円)の優待です。株式を100株以上で、2024年度はもなかスープとフィナンシェの詰め合わせでした。優待利回りは約6.7%です。

さらに、創作和食店・SHARI 東銀座などで使える食事代が20%引きになる優待券がもらえます。

優待金額を増やすなら家族名義を使うとよいかも

定額減税の金額は1人につき4万円、4人家族なら16万円ですが、1人で16万円買うより、家族それぞれの名義で投資したたほうがお得です。

なぜなら、たとえば千趣会を400株持っていても、もらえる買い物券の金額は4000円ですが、家族4人で100株ずつ持つことで2000円×4人分で8000円分もらえるからです。

中には400株持つことで、100株保有者よりも優待内容がよくなる会社もあるので、いろいろと探してみてはいかがでしょうか。

文・浜崎遥翔(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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