技術開発企業Consensysが、米国証券取引委員会(SEC)がイーサリアム2.0に対する調査を終了したことを発表しました。これは、SECがイーサリアムの販売が証券取引であると主張する告発を行わないことを意味しています。
ETHEREUM SURVIVES THE SEC.
Today we’re happy to announce a major win for Ethereum developers, technology providers, and industry participants: the Enforcement Division of the SEC has notified us that it is closing its investigation into Ethereum 2.0.
This means that the SEC…
— Consensys (@Consensys) June 19, 2024
Consensysは6月7日、SECに対し、5月のイーサリアム現物ETFの承認が、イーサリアム2.0に関する調査の終了を意味することを確認するよう求める書簡を送付していました。
イーサリアム現物ETFの承認は、最終的なものではないものの、ETHトークンがコモディティであるという前提に基づいていたと、Consensysは述べています。
SECのゲーリー・ゲンスラー委員長は、ETHが証券であるかどうかの問題に直接言及することを避けていますが、商品先物取引委員会のロスティン・ベーナム委員長は、ETHを商品として分類しています。
イーサリアム現物ETFの取引開始に関しては、未だいくつかの審査が残っていますが、今回のSECの調査中止決定は、イーサリアムにとって追い風になると見られています。
情報ソース:The Block