国が違えば考え方も違うもの。日本人が当たり前に何気なくしている行動が、外国の方をドン引きさせてしまうこともあります。この記事では5つのドン引き言動をピックアップしてご紹介します。
女性の駆け引き
「女性から告白するなんて恥ずかしい」「思わせぶりな態度で男性から察してもらえるのを待っている」
日本ではよくある駆け引きですが、海外の男性からすると自分から好き嫌いを言ってくれなければわからないとのこと。
はっきり物事を表現しない行動は、ミステリアスとも奥ゆかしさともとられず、なんだか面倒だなと思われてしまいます。
気軽なアイラブユー
英語圏でのI love you.は、「愛するあなたとこれから一生共に生きていきたい」という深い愛情が込められています。
有名な海外の芸能人に気軽に好意を伝える際に「アイラブユー!」と言うのはよくありません。「すごく大好き!」と言いたいのかもしれませんが、「面識もない相手に言われても…」と驚かれてしまいます。
ムダ毛の処理
ムダ毛に対する認識は国によって異なります。日本の場合は、わき毛処理はするけれどアンダーの処理をしない人は多くいます。
しかし、欧米ではむしろ逆。たとえわき毛があっても女性のアンダーは剃るのがエチケットのようです。
人を動物に例える
「かわいくて子ブタちゃんみたいね」と好意的に言ったつもりでも、相手をドン引きさせてしまうかもしれません。
イスラム教徒は不浄な生き物として豚を嫌う、ヒンドゥー教では牛を神聖な生き物とみなし食べるのを禁止、など宗教や地域により動物に対するイメージはさまざまです。
海外では人は人、動物は動物であり、そもそも例える対象にはなりません。
見た目をいじる
「あの人ちょっと太っているよね」など、体型や外見を特徴づけて批判するのは失礼にあたります。たとえお笑い芸人であっても「肌が黒いよね」などと言えば、人種差別の発言と思われるかもしれません。
特にアメリカでは絶対に外見を批判することはありません。ドイツやイギリスなどでもいじめを助長する行為として批判にさらされてしまいます。
相手をドン引きさせる言動には要注意!
何気ない日本人の行動は、思いがけず海外の方をドン引きさせているかもしれません。今回紹介したような言動で相手を驚かせないように注意しましょう。
文・鈴木郁恵
(2021年9月24日公開記事)