ちょっと一息つきたいときに、またテレワークなどにカフェを利用する人も多いでしょう。カフェ業界で顧客満足度が高いカフェはどこでしょうか。日本生産性本部が実施した「2021年度 JCSI（日本版顧客満足度指数）」から、カフェの顧客満足スコアの上位3社を紹介します。

顧客満足度3位はドトール

顧客満足度ランキング、2021年度の3位はドトールでした。ドトールはカフェではありますが、フードメニューも豊富。ミラノサンド、ジャーマンドッグなどコーヒーとフードメニューの組み合わせが人気です。

最新メニューでは、「ミラノサンドA 生ハム・ボンレスハム・ボローニャソーセージ（店内飲食456円）」がおすすめ。生ハムやボンレスハムとボローニャソーセージをサンドした味わい豊かなフードメニューです。

顧客満足度2位はスタバ

カフェ業界ということでいずれもドリンクメニューは豊富ですが、群を抜いているのがスターバックスです。ただ2020年度1位だったスターバックス、2021年度は惜しくも2位でした。

スターバックスでは通常メニューだけではなく、季節限定・期間限定のメニューにも力を入れています。

2021年秋は、焼き芋のおいしさをそのままフラッペチーノにした焼き芋フラッペチーノ（tall:650円）、リンゴ果汁をルイボスティーと合わせたキャラメルアップルルイボスティー（tall:540円）など季節のメニューが盛りだくさん。例年通りの充実したラインナップです。

気になる1位はコメダ珈琲店

コメダ珈琲店は2018年以降、スコアが上昇。カフェ業界で9年ぶりの1位となっています。定番のシロノワールなど充実したデザート類。またモーニング（開店から朝11時まで）にドリンクを注文すると「トーストとゆで玉子、たまごペースト、おぐらあんのいずれか」が無料でついてくるという、コメダならではのサービスも人気です。

またボリューム満点のコメダならではのフードメニューも健在なようです。

コメダが1位に輝いたワケ

いずれも僅差で甲乙つけがたい満足度のようでした。そうした中、1位になったコメダ珈琲店。コロナ禍でのきめ細かい対応が支持されたようです。

コメダは店舗ごとに内装や配置などが異なりますが、コンセントやWi-Fi完備の店舗が多くあります。座席も比較的ゆったりとしており、テレワークには最適。そして客席まで注文を取りに来るフルサービスのスタイルなど、さまざまな要因が1位につながったと考えられます。

コロナ禍でも堅調な売り上げをキープするコメダ珈琲店、サービスにも好影響となっています。

※記事内の金額はいずれも税込み価格です

文・しらいはるか

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