「お金を貯めたいと思っているのに、なかなかうまくいかない!」「将来のためにも貯めなきゃいけないのはわかっているけれど、ついムダづかいしてしまう」......そんなパパ&ママにお読みいただきたい、お金のことを考えるコミックです。家計のピンチに気づき、節約に目覚め、運用もスタート!たま村家のみんなと一緒に、お金と向き合う暮らし、はじめませんか?
毎月のスマホ代、何にお金を払っているか知っている?
スマホ代を見直したい場合、毎月の料金の内訳を知ることが大切です。
スマホ代の内訳には、おもに以下の項目があります。
- データ通信料
- 音声通話料
- オプションサービス料
- スマホの本体代(分割払い)
1.データ通信料
SNSやLINEなどの無料通話アプリ、動画コンテンツや音楽配信、ゲームなどのサービスを利用する際にかかります。一般的に、スマホ代の内訳のうち、割合が最も高いと言われています。Wi-Fiを活用することで、データ通信量を抑えられます。
2.音声通話料
音声通話にかかる料金です。LINEやSkypeなど音声通話回線を使わずにインターネット経由で通話を行う場合はかかりません。
3.オプションサービス料
音楽や動画のストリーミングサービスや留守番電話、故障・紛失時に交換してくれる端末補償、スマホの使い方を遠隔でわかりやすく教えてくれる遠隔操作サポートなどがあります。
4.スマホの本体代(分割払い)
契約時のスマホ端末本体の分割払いの料金です。契約時に端末を分割購入した場合には、月々の請求にこの分割金が含まれます。
スマホ代を節約するコツ
スマホ代の内訳を知ったところで、スマホ代を節約する際のポイントをチェックしていきましょう。
ポイント1:契約プランを見直す
毎月のデータ通信量を確認しましょう。データが余っている場合、通信量の少ないプランに変更することで料金を抑えられるかもしれません。一方、動画をよく視聴する人は大量のデータを使用することが多いです。もし通信量を超過して追加料金を支払っている場合は、大容量プランに変更することでお得になる可能性もあります。
ポイント2:通話料を見直す
通話が不要な人は、インターネット接続やメールの送受信などのデータ通信のみができるデータ通信専用SIMに切り替えるのもひとつの手。音声通話機能がない分、月額料金が抑えられます。
ポイント3:オプションサービスを見直す
契約時に、いくつかのオプションサービスへの加入が条件となっている通信会社もあります。オプションに加入したまま忘れてしまい、使わないサービスに料金を支払い続けているケースも。料金明細を確認し、不要なオプションサービスに加入していないかチェックしましょう。
◆みんなのスマホ代節約術
パパママたちは、どのようにスマホ代を節約しているのでしょうか。
Wi-Fiにつないでいるときにしか動画を見ない。(小5、小3のパパ)
大手キャリアから格安SIMに乗り換えて、月額6,000円も浮いた!もっと早くやっておけばよかった。(中1、小6のママ)
Wi-Fiが使える場所以外ではモバイルデータ通信をオフにしたり、通信速度を低速通信に切り替えている。(中2、小3のパパ)
インターネットとスマホのセット割にしたら、月額1,100円の節約になった!(小4のママ)
普段何気なく使っているスマホ。でも、よくよく調べてみると、使わないサービスにお金を支払っていたり、契約プランがニーズに合っておらずムダな支出になっていたりすることは少なくありません。今一度、ご自身のスマホ代の内訳をチェックして、見直せるところはないか考えてみましょう。
陽さんのように、月額数千円の節約効果があるかもしれません。
イラスト/佐々木奈菜 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)
(2024年10月3日公開記事)