「テーパリング」量的金融緩和を縮小させていくこと

2021/10/26 09:00

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テーパリング(Tapering)とは英語で「先細り」を意味し、金融用語としては量的金融緩和(QE)を縮小させることを指します。具体的には、中央銀行の量的金融緩和による毎月の資産購入の規模を段階的に縮小していき、最終的にゼロにすることを意味します。 ■その動向は株式市場への影響が大きく、関係者も注目 株式市場では金融緩和

テーパリング(Tapering)とは英語で「先細り」を意味し、金融用語としては量的金融緩和(QE)を縮小させることを指します。具体的には、中央銀行の量的金融緩和による毎月の資産購入の規模を段階的に縮小していき、最終的にゼロにすることを意味します。

■その動向は株式市場への影響が大きく、関係者も注目

株式市場では金融緩和政策の結果として資金が流入して株価が上昇したという経緯があるため、テーパリングが進むと資金が流出して株価が下落する可能性が高まるとされています。その影響力は大きいため、テーパリングの動向は注目度が高く、米国の金融政策を決定するFRB(連邦準備委員会)の会議内容や関係者の関連発言は市場関係者から常に注視されています。【お金の単語帳】