Ueda Keisho Corp.は、「新NISA投資と為替に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。
■投資先トップ3は日本株、米国株、全世界株
初めに新NISA口座を開設済みの500人に「どのような金融商品に投資しているか」との質問を複数回答可で行った結果、「日本株(投資信託を含む)」が66%で最多となった。
2位は41%の「米国株(投資信託を含む)」、3位は29%の「全世界株(投資信託)」となっている。以下は「国内債券(投資信託を含む)」(15%)、「日本を除く先進国株(投資信託含む)」(13%)が続く結果に。
■6割が投資の際に為替を意識
次に、上記の500人に「投資を行う際に為替レートを意識しているか」と質問したところ「意識している」との回答が61%、「意識していない」との回答が39%となり、投資の際に為替を意識している人が約6割であることがわかった。
■為替を意識する理由は「海外の商品に投資しているから」がトップ
続いて前の質問で為替レートを「意識している」と回答した306名に対し「為替レートを意識している理由(複数回答可)」を尋ねたところ、「海外の商品に投資しているから」が54%でトップに。
以下、ほぼ同じ割合で「外貨で投資しているから」30%、「国内の商品に投資しているが為替は国内企業の業績に影響を与えるから」29%、「円で投資しているが海外の商品に投資しているから」27%と続いた。
■為替を意識しない理由、約4割が「特に理由はない」
今度は投資の際に為替レートを「意識していない」と回答した194人に対し「為替レートを意識していない理由(複数回答可)」を質問したところ、「特に理由はない」が39%で最多となった。
2位は24%の「為替は難しい」、3位はほぼ同じ割合で「国内の商品に投資しているから」が23%となっている。
■8割が為替が投資に影響があると回答
最後に回答者全員に対し「為替による投資への影響の大きさをどのように考えているか」と尋ねた結果「ある程度ある」が40%で最多に。以下は「非常にある」29%、「ある」12%、「わからない」11%と続く。
「非常にある」、「ある」、「ある程度ある」の合計は81パーセントとなり、8割の人が程度の差はあっても為替が投資に影響を及ぼしていると考えていることがわかる結果となった
【調査概要】
調査期間:2024年10月25日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国(日本)
調査対象:30歳~59歳、男女
サンプル数:500人
調査会社:アイブリッジ
<参考>
Ueda Keisho Corp.『新NISA投資と為替に関する意識調査』