クリスマス準備で、ふるさと納税の返礼品を使えば、お金をかけずにホームパーティーの準備ができ、結果として節約になります。2024年のふるさと納税の寄付上限額がまだあるなら、クリスマス向け商品を選んでみるのはいかがでしょうか(返礼品は品切れになっていることがあります)。
クリスマスパーティー向けの返礼品は意外に多い
今や、ふるさと納税の返礼品でもらえるものは、クリスマスケーキから、ローストチキン、フルーツなどさまざまで、1万円前後の寄付でもdポイントが貯まり、使える「ふるなび」でもたくさん見つかります。
ケーキでは、たとえばチーズケーキで有名なルタオ(北海道千歳市)や、バターなどで知られる小岩井農場(岩手県雫石町)。チキンなら名古屋コーチン(愛知県田原市)、フルーツならシャインマスカット(山形県南陽市)などがあります。
3万円の寄付金額でもこんな組み合わせが……
あくまでふるさと納税なので、収入額によってお得に寄付できる額には上限があります。女性の年収平均320万円からすると、寄付上限28,000円ほどなので、ここでは3万円を目安に組み合わせ提案してみます。
たとえば、紹介した小岩井農場 ホワイトクリームケーキ(9,000円)、鶏三和 名古屋コーチンローストチキン(12,000円)では合計21,000円。
もし、年収350万円なら3万4,000円の上限額になるため、ルタオ クリスマスケーキ(11,000円)、クリスマス シャインマスカット(10.000円)のほか、ROYCE'(ロイズ)チョコレート(1万円)だと合計31,000円の組み合わせもできます。
なお扶養の有無などで上限額は同じ年収でも異なりますので、自分の上限は必ず事前に確かめましょう。
欲しい日にあわせて届けてくれるかに注意
返礼品をクリスマス準備に使う際の注意点は、クリスマスまたはクリスマスパーティーまでに届くかどうかです。「クリスマス用」と書かれているか、指定日に届けてくれるかは確かめておきましょう。
「クリスマス用」と書かれていても、早く届くこともあるようなので、保存がきくかかどうかもチェックしたいところです。
文・谷口久美子(フリーライター/ファイナンシャル・プランナー)
大学職員を経験後、結婚・出産し、子育てをしながらFP資格を取得。現在は、金融メディアを中心に執筆活動中。20代で貯金1000万を達成、現在は世帯で年間300超の株主優待を取得。ポイ活にも詳しく、1年で約40万ポイント獲得した年も。
編集・fuelle編集部
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