「休眠預金」10年以上取引のない銀行預金口座

2021/10/28 09:00

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休眠預金とは、長期にわたって預け入れや引き出しなどの取引がされていない、眠ったままの銀行預金口座のことです。休眠口座とも呼ばれ、最後の取引日から10年以上経過した口座を指します。 口座内の資金を公益活動のために有効活用 引っ越し、死亡などを機に長期間使われなくなる休眠預金は増え続け、その有効活用が検討されてきました。そ

休眠預金とは、長期にわたって預け入れや引き出しなどの取引がされていない、眠ったままの銀行預金口座のことです。休眠口座とも呼ばれ、最後の取引日から10年以上経過した口座を指します。

口座内の資金を公益活動のために有効活用

引っ越し、死亡などを機に長期間使われなくなる休眠預金は増え続け、その有効活用が検討されてきました。そこで、政府や地方自治体が社会的課題の解決のために活用できる「休眠預金活用法」が2018年に施行され、休眠預金の資金は子供の貧困対策や地域活性化など、公益活動の費用に充てられることになりました。ただし、預金者としての権利が失われるわけではなく、預金者本人やその相続人が金融機関に請求すれば、払い戻しは可能です。【お金の単語帳】