クレカ積立を活用すれば投資をしながらポイントを貯められ、これは年会費が永年無料のクレジットカードでもできます。月5万円をNISAで積み立てるならどこがお得でしょうか。
dカード×マネックス証券のクレカ積立で1.1%ポイント還元
dカードを使いマネックス証券でクレカ積立をすると、1.1%の還元率でdポイントがもらえます。NISA口座で月5万円を積み立てるだけで、毎月550ポイントが貯まる計算です。
dカードなら年会費が無料のランクでも、ゴールドカード並みに高いポイント還元が受けられます。他社の例を見ると、1%を超えるのはゴールドカード以上がほとんどです。
ただし5万円を超える部分については還元率が下がりますので、もっとたくさん積み立てたい人はNISAでの還元率が一律1.1%の「dカードGOLD」も検討するとよいでしょう。
三井住友カード×SBI証券なら0.5%――ただし年間10万円以上のカード利用が必須
SBI証券で三井住友カードを用いた積立投資をすると0.5%のVポイントがもらえます。月5万円の積み立てで毎月250ポイント貯まります。
ただしこのポイント還元を受けるには、年間で10万円以上のカード利用が条件となり(クレカ積立の金額は含まれない)、利用額が満たない場合の還元率は0%になってしまいます。
三井住友カードを普段使いしていない人は、別の組み合わせを考えたほうがよいでしょう。
楽天カード×楽天証券なら0.5%――代行手数料が高い銘柄はポイントUP
楽天証券で楽天カードを使い積み立てをした場合の還元率は0.5%です。月5万円の積み立てなら、毎月250ポイントの楽天ポイントがもらえます。
代行手数料(信託報酬のうち販売会社へ支払う手数料)が0.4%以上の投資信託ではポイント還元率が1%になりますが、NISAの対象となる商品は手数料が低いものが多いです。たとえば、つみたてNISAで人気のオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式、オール・カントリー)の代行手数料は0.01925%です。
クレカ積立のカードを選ぶ際は、投資でのポイント還元だけでなく、普段の買い物でいくら使うか、どの銘柄に投資するかなども考慮して、自分に合う組み合わせを選びましょう。
文・中山 葉月(フリーライター)
編集・fuelle編集部