「信託報酬」投信を管理・運用してもらうために支払う経費

2021/10/30 10:00

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信託報酬とは、投資信託(投信)を管理・運用してもらうために支払う報酬、経費です。投信を保有している期間中、ずっと投資家が支払い続ける必要があり、信託財産の中から「純資産総額に対して何%」という形で毎日差し引かれます。個別の投信によって信託報酬は異なり、一般的には年率0.5~2.0%程度ですが、特定の指数への連動を目指す

信託報酬とは、投資信託(投信)を管理・運用してもらうために支払う報酬、経費です。投信を保有している期間中、ずっと投資家が支払い続ける必要があり、信託財産の中から「純資産総額に対して何%」という形で毎日差し引かれます。個別の投信によって信託報酬は異なり、一般的には年率0.5~2.0%程度ですが、特定の指数への連動を目指す「インデックスファンド」に比べ、より高い運用成果が求められる「アクティブファンド」の方が高くなる傾向にあります。

長期保有だと馬鹿にならないので事前に要チェック

信託報酬は、投信を販売する販売会社、運用の指示を出す運用会社、信託財産を管理・運用する信託銀行によって分配されます。信託報酬は成功報酬ではなく、たとえ運用成果が悪くても払い続けなければならないものです。特に長期で保有すると累積して馬鹿にならなくなるので、目論見書に掲載された信託報酬の年率は事前にチェックしておきましょう。【お金の単語帳】