dカード PLATINUMの年会費かかりますが、入会記念キャンペーンや初年度特典を上手に使えば、お得にポイントがもらえます。11月25日に受付が始まった途端、申し込みが殺到し、わずか4日後の11月29日には受付を一時停止(その後、再開)するほど注目を集めています。年会費以上のポイントを得るために、以下の3つの準備を整えておきましょう(文中価格で個別に記載がないものは税込み)。
2カ月で50万円以上の買い物をする準備──30,000ポイントもらえる
まず、dカード PLATINUMの入会翌月末までに50万円以上買い物できるように準備しましょう。これにより、「入会&利用特典」の20,000ポイント(30万円以上50万円未満の場合は10,000ポイント)と「開始記念キャンペーン」(2025年5月31日まで)の10,000ポイントをあわせた30,000ポイント(期間・用途限定dポイント)が付与されます。
この特典だけでも年会費の元が取れるというわけです。
2ヵ月間で50万円という金額は決して小さくないので、カード発行に合わせて家電購入など大きな買い物を予定しておくと良いでしょう。
なお、集計対象外であるものとして、ドコモの利用料金、年会費、電子マネーチャージ、クレカ積立などが挙げられます。あらかじめキャンペーンサイトで確かめておきましょう。
マネックス証券でクレカ積立の準備──クレカ積立で最大10%還元
次に準備しておきたいのは、マネックス証券でのクレカ積立です。最初の3ヵ月間の還元率が10%となるキャンペーンが行われており、毎月10万円積み立てることで、3ヵ月間で最大30,000ポイント(期間・用途限定)、つまり年会費以上のポイントがもらえます。
ただし、還元率がアップする3ヵ月間は毎月30,000円以上の買い物が必要です。
なお、カード PLATINUMを使ったクレカ積立の通常還元率は、1年目は一律3.1%(非課税口座は50,000円までの部分)ですが、2年目以降は月の利用金額が少ない(10万円未満)と還元率1.1%(同)まで下がってしまいます。還元率が高い1年の初月からクレカ積立を始められるように準備をしておきましょう。
ドコモのサービスに乗り換えておく──1年目は一律20%還元
dカード PLATINUMを使えばドコモのサービスの利用料金(税抜き)の最大20%相当がポイント還元されるため、なるべく早く乗り換えたいところです。というのも、一律で20%還元となるのは、1年目のみで、2年目以降は月間カード利用金額が少ない(10万円未満)と還元率は10%まで落ちてしまいます(でんきサービスに対する還元率は地域によって異なる)。
還元率が高いうちに乗り換えることで、dカード PLATINUMの特典を最大限活かせるわけです。ドコモケータイのほか、自宅回線(ドコモ光)やでんきサービス(ドコモでんき)の利用料金も最大20%還元となるため、すでにドコモのスマホを使っているという人でも、乗り換えの余地があります。
ただし、ドコモでんきへの変更は地域の電力会社のサービスより割高になることもあるようです。見積もりを取って、ポイント還元分を合わせてどちらがお得か考えることが大切です。
文・浜崎遥翔(フリーライター/ファイナンシャル・プランナー)
薬剤師として調剤業務に従事しながら、独学でファイナンシャル・プランナーの資格を取得。ファイナンシャルプランナーの知識や自分の節約・資産形成の経験を活かした発信をしたいと思い、金融メディアを中心に執筆活動を開始。現在は薬剤師から専業ライターに転身し活動中。
編集・fuelle編集部