「予定利率」保険会社が保険料を運用する際の利率

2021/11/02 16:00

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予定利率とは、保険会社が生命保険の保険料を運用する際の想定利率を指します。保険会社は市場金利や運用環境などをもとに、契約者から受け取った保険料をどのくらいの運用利回りで運用できるのかを予測して保険料を設定し、契約時に約束します。通常、予定利率が高ければ保険料は安くなり、予定利率が低ければ保険料は高くなります。 高金利時

予定利率とは、保険会社が生命保険の保険料を運用する際の想定利率を指します。保険会社は市場金利や運用環境などをもとに、契約者から受け取った保険料をどのくらいの運用利回りで運用できるのかを予測して保険料を設定し、契約時に約束します。通常、予定利率が高ければ保険料は安くなり、予定利率が低ければ保険料は高くなります。

高金利時に契約した保険は「お宝保険」

一般的に予定利率は契約時に確定し、その後変更されないため、市場金利が高く運用環境がいいときに契約した生命保険はいわゆる「お宝保険」として、むやみに解約するともったいないとされています。なお、当初の予定利率と実際の運用利回りの差によって生まれる利益は「利差益」と呼ばれ、生命保険会社の収益源の一つになります。【お金の単語帳】