何の略?「SSD」──【経済・金融の略語】

2022/01/23 11:15

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家電量販店などでパソコンの性能を見てみると、パソコンの頭脳である「CPU」や作業スペースである「メモリ」 などが細かく記載されています。 また、「SSD」と呼ばれる装置の有無も、パソコンのスペックを知るうえで重要な項目の1つです。 データの読み書きの速度が上がるため、パソコンの使い道によっては「SSD」を備えたものがお

家電量販店などでパソコンの性能を見てみると、パソコンの頭脳である「CPU」や作業スペースである「メモリ」 などが細かく記載されています。

また、「SSD」と呼ばれる装置の有無も、パソコンのスペックを知るうえで重要な項目の1つです。

データの読み書きの速度が上がるため、パソコンの使い道によっては「SSD」を備えたものがおすすめですが、この「SSD」とは、一体何の略なのでしょうか。

データの読み書きを高速処理できる記憶装置

「SSD」は英語では“Solid State Drive” と言い、パソコンなどでデータを記録するための記憶装置を指します。

すでに登場している記憶装置に「ハードディスク(HDD)」がありますが、「SSD」はHDDに比べてデータの読み書きにかかる時間が短く、パソコンを使う際の動作が素早くなります。

OSの起動やファイルを開く時間など、さまざまな動作が高速処理できるため、効率良く作業できます。

また、「SSD」はフラッシュメモリと呼ばれる記憶装置を使っており、HDDに比べてコストは高いですが、衝撃に強く小型で軽量というメリットもあります。

静音性にも優れているため、パソコンを使っている時の駆動音が気になる場合は「SSD」搭載のパソコンを使うと良いでしょう。

(2021年11月8日公開記事)

文/編集・dメニューマネー編集部