「上場廃止」上場企業が取引所での上場を取りやめること

2021/11/05 16:00

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上場廃止とは、上場している会社が証券取引所の定める上場廃止基準に抵触したり、自主的に上場廃止申請を行ったりすることで、上場自体を取りやめることを指します。上場廃止が決まると整理銘柄に指定され、原則として1か月間取引が行われた後、上場廃止になり、取引所で取引できなくなります。 経営判断で非上場企業化するために申請する場合

上場廃止とは、上場している会社が証券取引所の定める上場廃止基準に抵触したり、自主的に上場廃止申請を行ったりすることで、上場自体を取りやめることを指します。上場廃止が決まると整理銘柄に指定され、原則として1か月間取引が行われた後、上場廃止になり、取引所で取引できなくなります。

経営判断で非上場企業化するために申請する場合も

上場廃止基準としては、株主数、売買高、流通株式、時価総額などが一定の水準を満たさなくなったり、債務超過、破産手続、再生手続、有価証券報告書や四半期報告書の提出遅延、虚偽記載、完全子会社化などの条件に当てはまったりすること挙げられます。このほか、上場会社が経営の迅速化など、一定の経営判断に基づき、非上場会社化するために上場廃止を申請する場合もあります。【お金の単語帳】