「損切り」含み損の出ている株式を売却して損失を確定

2021/11/05 17:00

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/v8yjJ9QPT3ei7NPa0-yyMg.jpg
損切りとは、投資家が損失(含み損)の生じている保有株式を売却して、損失を確定させることを指します。ロスカット、ストップロスとも呼ばれ、購入した株式の株価が下落して回復が見込めない場合に行います。そのまま保有するとさらに株価が下落して損失が拡大しそうな場合、いったん損失額を確定させることで、それ以上損失が広がらないように

損切りとは、投資家が損失(含み損)の生じている保有株式を売却して、損失を確定させることを指します。ロスカット、ストップロスとも呼ばれ、購入した株式の株価が下落して回復が見込めない場合に行います。そのまま保有するとさらに株価が下落して損失が拡大しそうな場合、いったん損失額を確定させることで、それ以上損失が広がらないようにするのが狙いです。これに対し、利益が出ている株式を売却して、利益を確定させることを「利食い」といいます。

あらかじめ損切りラインを決めておく方法も

一方、含み損の出ている株式をそのまま持ち続けることを「塩漬け」といいます。野菜のカブを塩に漬けて漬物にすることになぞらえて表したものです。その後の上昇が見込めるなら塩漬けにしてもいいのですが、見込めないなら早めに損切りするのが賢明です。損失を一定の範囲内に抑えるには、あらかじめ許容できる損切りラインを決めておき、それを越えたら機械的に売却する方法が有効だともいわれています。【お金の単語帳】