売り残とは、信用取引において信用売り(空売り)されて、まだ決済(返済か現渡)されずに残っている残高を指します。逆に、信用買いで買われてまだ決済が済んでいない残高を「買い残」といいます。その数量は日々公表されており、証券会社のサイトにある信用取引の項目内などで確認することができます。 売り残が多いと、株価下落を予想する人
売り残とは、信用取引において信用売り(空売り)されて、まだ決済(返済か現渡)されずに残っている残高を指します。逆に、信用買いで買われてまだ決済が済んでいない残高を「買い残」といいます。その数量は日々公表されており、証券会社のサイトにある信用取引の項目内などで確認することができます。
売り残が多いと、株価下落を予想する人が多い
信用売りは証券会社から株式を借りて売る取引で、株価が下がると利益が得られるので、売り残が多いということは、この先株価が下がると考えている投資家が多いと推定されます。制度信用取引には決済期限(6か月)が設けられているので、売り残が多い場合、株価下落の要因になると考えられます。ただし、6カ月以内に反対売買(買い戻し)が行われるため、これからその分の買い注文が増えることが予想され、将来的な株価上昇の要因にもなり得ます。【お金の単語帳】