「ふるさと納税」自治体への寄附で税金控除が受けられる制度

2021/11/06 17:00

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ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄附をすることにより、寄附額のうち2,000円を超える部分について寄附金控除が受けられる制度です。寄附先は自由に複数選ぶことができます。多くの自治体が寄附へのお礼として、地元の特産品や旅行券など、さまざまな返礼品を贈ってくれることから、実質2,000円の負担のみでこれらの特典を楽し

ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄附をすることにより、寄附額のうち2,000円を超える部分について寄附金控除が受けられる制度です。寄附先は自由に複数選ぶことができます。多くの自治体が寄附へのお礼として、地元の特産品や旅行券など、さまざまな返礼品を贈ってくれることから、実質2,000円の負担のみでこれらの特典を楽しめるお得な制度として利用者が増えています。ただし、2,000円の負担のみで済む寄附金の上限は、寄附する人の年収や家族構成などによって異なります。

確定申告が不要のワンストップ特例制度も

ふるさと納税では原則として、寄附先から送られてくる寄附金受領証明書を添付し、翌年に確定申告をしなければ寄附金控除が受けられません。ただし、一定の条件を満たす給与所得者等が5か所以内の自治体に寄附した場合、全自治体に申請書を提出することで確定申告が不要となる「ワンストップ特例制度」を利用できます。【お金の単語帳】