NISA・クレカ積立を始めたい

投資歴、 毎月の投資額に新NISA利用率まで、知りたい個人投資家の資産運用状況が明らかに

2025/02/27 12:00

資産運用を始めてからの「期間」は? 2024年1月の新NISA開始を機に、投資や資産運用を始めた人もいる一方で、「リーマン・ショックの頃から投資を続けている」といったベテラン投資家もいるはずだ。では実際のところどのくらいの期間、運用を続けている人が多いのだろうか。 保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!」を運

資産運用を始めてからの「期間」は?

2024年1月の新NISA開始を機に、投資や資産運用を始めた人もいる一方で、「リーマン・ショックの頃から投資を続けている」といったベテラン投資家もいるはずだ。では実際のところどのくらいの期間、運用を続けている人が多いのだろうか。

保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!」を運営するSasuke Financial Lab株式会社が実施した投資や資産運用に関するアンケート調査(対象:19~60歳の男女347人)を参考に見ていこう。期間についての結果は次のとおりだ。

出所:Sasuke Financial Lab株式会社 コのほけん!編集部調べ

最も多かったのは「3年以上5年未満」(26.2%)、次は僅差で「1年以上3年未満」(25.9%)となった。つまり「1年以上5年未満」の層が、全体の半数以上を占めているということ。多くの人が、比較的最近になって投資を始めたことが分かる。一方で、「10年以上」(16.1%)という長い経験を持つ人も、一定数を占めている。

興味深いのは、年代ごとに傾向が異なる点だ。20代~40代では「5年未満」が半数以上を占めるのに対し、50代では「10年以上」の割合が半数を超えている。若年層は新NISAをきっかけに投資を始める人が多い一方で、50代は従来から資産運用に取り組んでいる層が多いと考えられる。

では、投資に興味を持ったきっかけは何だったのだろう。

出所:Sasuke Financial Lab株式会社 コのほけん!編集部調べ

最も多かったのは「老後に不安を感じた」(58.5%)という回答だった(複数回答)。長寿化や年金問題が取り沙汰される中、将来の生活資金を確保する必要性を感じて、投資を始める人が多いと推測される。

次いで「収入を増やしたいと思った」(57.6%)、「将来のライフイベントに備えたいと思った」(26.2%)と続く。物価上昇の影響もあり、給与所得だけでは資産を増やしにくい状況の中で、投資を通じて資産形成を図ろうとする動きが広がっているようだ。

NISAやiDeCo、多くの人から選ばれているのは?

投資や資産運用の方法も多様化しており、NISAiDeCoをはじめ、さまざまな手段がある。現在取引している投資・資産運用の種類についても見てみよう。

出所:Sasuke Financial Lab株式会社 コのほけん!編集部調べ

最も多かったのは「投資信託NISA含む)」(65.1%)、次いで「株式投資(NISA含む)」(60.8%)、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」(16.1%)、仮想通貨投資(16.1%)という結果だった。NISAを含む投資が上位を占める背景には制度が広く浸透したことも影響していると考えられる。

では、2024年1月から始まった新NISAは、どのくらいの人が活用しているのだろうか。「まだ利用者は少ないのでは?」「意外と多くの人が使っているのかも」と予想が分かれるところだろう。調査結果は次のとおりだ。

出所:Sasuke Financial Lab株式会社 コのほけん!編集部調べ

「はい」と答えた人は75.2%。なんと「約8割」もの人が、新NISAを活用していることが判明した。新制度の開始から約1年と間もないにもかかわらず、これほどの利用率があるのは注目に値する。新NISAは非課税枠が旧来のNISAから大幅に拡充されており、資産形成の手段として魅力を感じている人も多いのかもしれない。

月額いくら投資や資産運用に使っている人が多い?

投資や資産運用に使っている金額はどれぐらいだろうか。同調査ではその月額についても聞いており、次のような結果となっている。

出所:Sasuke Financial Lab株式会社 コのほけん!編集部調べ

最多は「1万円以上3万円未満」(31.4%)だった。投資を始めようとは思っているが毎月の負担を抑えつつ、無理なく継続できる金額はいくらなのか。そう頭を悩ませている人にとっては一つの指標になるかもしれない。

次いで「3万円以上5万円未満」(20.2%)、「1万円未満」(19.3%)という結果に。少額投資からスタートする人も多く、新NISAの非課税投資枠を活用しながら、徐々に投資額を増やしているケースも考えられる。

また、20代から50代の1~2割は、月に10万円以上を投資・資産運用に充てていることも明らかになった。資産規模や投資目的によって、積極的に投資する層も一定数存在しているようだ。

最後に、投資・資産運用で増えた資産の使い道も見ておこう。

出所:Sasuke Financial Lab株式会社 コのほけん!編集部調べ

「老後資金」(59.7%)が最多で、次いで「貯金」(50.1%)、「子どもの教育費」(41.5%)という結果に。やはり老後の生活資金を確保する目的で資産運用を行う人が多いようだ。

NISAの普及により、これまで投資をしてこなかった人にとっても、投資を身近に感じる機会が増えているかもしれない。検討中の方は今回の調査結果を参考に、自身のライフプランに合った資産運用を考えてみてはいかがだろうか。

《調査概要》 調査名:「投資・資産運用に関するアンケート」 調査主体:Sasuke Financial Lab株式会社 調査期間:2025年2月4日~6日の3日間 調査対象:全国の19歳から60歳の投資や資産運用(普通預金以外)を行う男女347名 調査方法:インターネットリサーチ

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。