入学金や授業料などの学費は金額が大きいので、クレジットカードで支払えばポイントが多く貯まります。学費の支払いができるのはどのクレジットカードで、どのくらいポイントが貯まるのでしょうか。
学費の支払いでdポイントが貯まるdカード
NTTスマートトレードが提供する「学費公共スマート払い」というサービスを使うと、入学金や授業料などの学費をクレジットカードのショッピング枠で支払えるため、ポイントがもらえます。
使えるカードはVISAやJCBなど国際ブランドで、たとえばVISAブランドのdカードであればポイント還元率が1%ですので、2023年の国立大学の平均入学金282,000円(文部科学省調査)を支払ったとすると、2,820ポイントもらえる計算になります。
さらに国立大学の平均授業料535,800円をdカードで支払ったとすると入学金と合わせ8,178ポイントもらえます。
私立大学の場合なら入学金が240,806円、授業料が959,205円なので、もらえるポイントは合計で約12,000ポイントになります。
学費をクレカ払いするときの注意点
学費をクレジットカードで支払える学校は増えていますが、すべての学校でできるわけではないので、事前に確かめる必要があります。
クレジットカードには利用限度額があるので、金額がオーバーしないよう、あらかじめ増額を申請しておいたほうがいいかもしれません。
学費公共スマート払いでは1回の支払い上限額が1,000,000円となっており、これを超える場合に複数回に分けて支払うことはできません。
また手数料が支払額に対して2.9%かかる点にも注意したほうがいいでしょう。
光熱費の支払いも一緒でさらにdポイントが貯まる
学費公共スマート払いでは、学費と一緒に電気・ガス・水道料金も支払え、その分のポイントももらえます。
2022年の1ヵ月あたりの水道光熱費全国平均額は、2人以上世帯の場合23,117円(総務省統計局 家計調査年報 家計収支編)なので、これをクレジットカードで支払えば、年間約2,774ポイントもらえる計算になります。
学費と一緒に光熱費もクレジットカードで支払えば、ポイント還元によって負担を少しでも減らせるかもしれません。
文・江口剛(フリーライター/販促ディレクター)
広告会社で制作物のディレクション、ライティング、プランニング業務に従事。10年ほど前から企業ホームページのコピーライティングやWebメディアの記事執筆を中心にフリーライターとして活動をはじめました。現在は広告・販促の仕事に携わりながらマネー系、マーケティング系の記事を中心に執筆しています。
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