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投資に前向きな人は何割? 社会人の資産運用、人気の投資対象&情報源ランキング

2025/04/21 19:00

新年度が区切り? 資産運用に前向きな人が多数派に 今回参考にするのはティーガッツケイ株式会社による20代~50代の社会人の男女332人を対象にした調査。同調査ではまず、新年度を迎えて資産運用に対する意識の変化を聞いている。 最も回答率が高いのは「以前より積極的に考えるようになった」(35.3%)。「特に変

新年度が区切り? 資産運用に前向きな人が多数派に

今回参考にするのはティーガッツケイ株式会社による20代~50代の社会人の男女332人を対象にした調査。同調査ではまず、新年度を迎えて資産運用に対する意識の変化を聞いている。

出所:ティーガッツケイ株式会社 「社会人の資産運用と投資への意識」

最も回答率が高いのは「以前より積極的に考えるようになった」(35.3%)。「特に変化はない」(31.9%)、僅差で「以前より少し積極的に考えるようになった」(31.3%)と続く。1位と3位を合わせると、資産運用により前向きになった人が66.6%と多数を占める結果に。

興味のある投資対象 株式を抑えて1位は?

続いて現在興味のある投資対象についてはどうだろうか。同調査によれば、最も回答率が高いのは「投資信託NISAiDeCo」で75.9%。2位は「株式投資」(52.4%)、3位は「暗号資産投資」(16.3%)だった。

出所:ティーガッツケイ株式会社 「社会人の資産運用と投資への意識」

投資といえばかつては国内個別株というイメージが代表的であったが、最近は幅広い銘柄に分散投資できる投資信託も広く普及している。また投資成果について税制優遇が受けられる制度のNISAiDeCoに注目する人も多いようだ。

投資の情報源 人気は動画コンテンツ

投資では情報収集がポイントになりそうだが、どんな情報源が利用されているのか。同調査によれば、回答率1位は「YouTubeなどの動画コンテンツ」(40.1%)。2位は「投資関連のウェブサイト・メディア」(36.8%)、3位は「SNS(X・Instagram・Facebookなど)」(31.3%)だった。

出所:ティーガッツケイ株式会社 「社会人の資産運用と投資への意識」

4位以降も「友人・知人からの情報」(19.0%)、「書籍・雑誌」(18.4%)など一定率の回答を集めており、多様な情報源を使っていることがうかがえる結果に。

●気になる投資情報の信頼性については、後編「【知らないと損?】投資の肝「情報収集」、社会人332人が答えた“信頼性”の見分け方」で詳報している。

調査概要 調査主体:ティーガッツケイ株式会社 調査名:社会人の資産運用と投資への意識 調査対象:資産運用や投資に興味・関心がある 20代~50代の社会人の男女332人 調査期間:2025年3月19日~2025年3月21日

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。