
記事中画像撮影:筆者
バズりにバズった「COBライト」に新作が出た!

飛ぶように売れたダイソーの「充電式COBライト」をご存知でしょうか? 名前は知らなくても、見たら「ああコレね」とピンとくる方は多いと思います。
SNSでも「小さいのに明るくて、安い!」と話題になり、発売当時はダイソー各店で売り切れが続出するほど大きな話題に。カインズやAmazonでも類似品が出回っていましたね。
ストラップ付きになって、パワーアップしてた!

そんな大いにバズったCOBライトに、ルーメン数、点灯時間、充電時間ともにパワーアップした新作が……!
さらに取り付けかたの仕様も変更になり、新しい使い方ができるようになっているんです。

ということで、これまでの「充電式COBライト」と新作の「充電式COBストラップライト」の違いを比較してみました。結論からいうと、どっちも持っておくべき!
【どこが違う?】COBライト2種を徹底比較
そもそも「COBライト」って何?

「COB」とは、「Chip On Board (チップオンボード)」の頭文字をとったもので、基盤(ボード)の上にLED(チップ)が直接のっている構造が特徴。
LEDライトの一種で、「COBライト」と書いて「シーオービーライト」と読みます。
- 発光する面が広い
- 近距離を均一に広範囲照らせる
- 多重影が発生しづらい(目が疲れにくく長時間作業しやすくなる)
- 遠距離を照らすことは不得意
といった特徴がCOBライトにはあります。
スペック早見表
(この表の詳細な内容は元記事をご確認ください)
大きく変わったのは装着方法!

ライト本体がこちら。パッと見ただけで違うことがわかりますよね。

裏面はこんな感じでまったく別のカタチになっているので、設置できる場所がちょいと違ってくる感じですね。

これまでのCOBライトは、カラビナで吊るしたり、背面マグネットでクルマに装着したり。そしてスタンドを開くと、テーブルに置ける仕様でした。
一方で、新しいCOBストラップライトはというと……

その名のとおりストラップ付きなので、テントのポールや、自転車のハンドルに巻きつけることが可能に。さらにはクリップでカバンや洋服にも固定できます。
明るさが250→300lmに!
(この動画は元記事をご確認ください)
明るさも変わったポイントで、最大250ルーメンだったのが300ルーメンにアップしました! 小さいのにかなり明るいです。
にも関わらず、330円という価格はそのまま。
(この表の詳細な内容は元記事をご確認ください)
新作のCOBストラップライトは全体的に明るくなっているので、光量優先ならばCOBストラップライトの方が優秀だといえます。
しかも、強・弱モードは明るくなっているのに点灯時間が変わらないってスゴくないですか……?

ちなみに、キャンパー御用達のゴールゼロ「ライトハウスマイクロフラッシュ」が最大135ルーメンで点灯時間7時間、定価5,000円台という点を踏まえると、COBストラップライトは120ルーメンで3.5時間、330円という破格……。
単純に明るさと点灯時間だけ比較したら、かなりすごいスペックですよ。
サイズ、重さは大差なし

装着方法(仕様)が異なるため、大きさと重さはまったく同じというわけではありませんが、どちらも手のひらサイズの小型。発光部の面積は同じでした。
重さの差は約7g。金属部分が少ないからか、COBストラップタイプの方が少し軽いつくりです。
基本的な操作方法は変わりません

電源の入れ方、照射モードの変更はどちらも同じ。
ボタン1プッシュで強モード、そこから押すごとに弱→点滅→消灯に。

そして、どのモードでもボタン長押しでブースターモード(いわゆる最大光)になります。
充電時間が短くなった!

充電方法も同じで、Type-Cケーブル(別売)を使用。
どちらも充電表示灯がついているので、充電完了もひと目でわかります。

充電まわりの変更はないのかな〜? と思っていたら、満充電までの時間が進化していました! これまでは1時間20分だったのが1時間に短縮されています。
より明るくなって、充電時間も短くなっているなんて、結構スペック進化してるな……!
ストラップ・クリップがあるからこその使い方かた

装着方法については先ほどちらっと触れましたが、改めて「筆者ならこう使う」をご紹介したいと思います。
1|ポールに巻きつける

ストラップをぐるっとポールに巻くと、しっかり固定できました。
真下を照らせないのが少々残念ポイントかも……と思ったのですが、意外とそんなことはなく!

写真だとわかりにくいですが、強モードなら地面まで明かりが届くほど視認性は良好です。
ただ、メイン灯として使える明るさはあるものの、強モードだと1.5時間しかもたないところがキャンプだと少し使いにくいかも……。
筆者の場合、基本夜はタープ下+ガスランタンで過ごしているので、荷物置き兼就寝用のテントで使うサブ灯としては十分使えるなと思ってます。
2|ガイロープに挟む

クリップを使えば、ガイロープにも装着OK。120ルーメンの弱モードで約3.5時間もつので、18時に点灯すれば就寝時間くらいまではギリギリもちそう。
しっかり足元を照らせる明るさがありますよ!

ただ防水性がIPX3(軒先などで雨が直接当たらないところへの対応)のため、雨天時は使えませんが、雨の心配がなければガイロープのズッコケ対策に活用したい!
3|ヘッドライト風にしてみた

バンジーコードとコードストッパーを組み合わせてヘッドライト風にしてみたら、簡易的ですがこれはこれで実用的。

至近距離を照らしたいときに便利なヘッドライト。330円で代用できるのは地味に嬉しいポイントですね。
4|カバンや洋服につけておく

日常生活なら、クリップを洋服やカバンに取り付けることで暗い道を歩くときに安心感、大。
5|もちろん自転車にも

ストラップはハンドルやフレームにも固定できるので、自転車の簡易ライトとしても活躍してくれます。筆者的には、子どものストライダーにいいなと思ったり。
こりゃ見つけたら即買い案件だっ

23gの手のひらサイズなので、キャンプはもちろん、いつ何時出くわすかわからない防災グッズのひとつとして、毎日持ち歩くことも苦になりません。日没後のランニングなんかでも便利です。

今回は新しく登場したストラップ付きのモデルを中心にご紹介しましたが、この2つは使用できる場面が違うので、どちらも買っておいて損はなしですよ〜。
ダイソー「COBストラップライト」の詳細はこちら
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