為替レート VS チャート チェックする人が多いのはどちら?
株価と同様、為替レートも日々変動する。外貨の購入や売却を行っている人はどのくらいの頻度で情報をチェックしているのか。今回参考にするのは、実際に外貨の購入や売却を年1回以上行っている全国20~74歳の男女4636人を対象とした、株式会社oricon MEによる調査。具体的な情報として為替レート(テレビ・新聞・インターネットなど)とチャート(分足・日足・週足など)を挙げて、チェックする頻度を質問している。
結果を見ると、為替レートで最も回答率が高いのは「ほぼ毎日」で44.8%※。そのうち「1日2回以上」という人も20.8%に上った。
※「1日2回以上」(20.8%)+「1日1回くらい」(24.0%)の合計
一方でチャートについては、「それ以下(月1回以下)」が29.8%で最多。全般的に為替レートに比べてチャートをチェックする頻度は控えめのようだ。
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老後資金づくりのための運用先候補「トップ5」の商品は?
調査では「老後の資金を蓄えるにあたり、積極的に運用しようと考えている投資商品」についても回答を集計している。最も回答率が高いのは「投資信託」(61.8%)。次いで「国内株式」(59.0%)だった。一方で3位には「外貨預金」(46.4%)がランクイン。老後資金の運用先として外貨預金も高い関心を集めていることがうかがえる。
それ以外にも「外国海外株式」(31.7%)や「債券」(22.7%)にも一定数の回答が集まっており、多様な運用先が候補として挙がっていた。
調査概要 調査名:2025年 オリコン顧客満足度®調査 外貨預金 利用実態データ 調査主体:株式会社oricon ME 調査対象: 1年に1回以上、外貨の購入や売却をしている全国20歳~74歳の男女4636人 調査期間:2025年1月10日~2025年1月24日
Finasee編集部
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。