2025年7月の日経平均株価は、4カ月連続で上昇した。上旬は、日米関税交渉の不透明感や参議院議員選挙を控えた政治リスクが重荷となり、日経平均株価は6月末の水準をやや下回る3万9,000円台後半でのもみ合いが続いた。加えて、主要企業の4-6月期決算発表を前に投資家の様子見姿勢も強まった。中旬は、米ハイテク株高や円安進行が
2025年7月の日経平均株価は、4カ月連続で上昇した。上旬は、日米関税交渉の不透明感や参議院議員選挙を控えた政治リスクが重荷となり、日経平均株価は6月末の水準をやや下回る3万9,000円台後半でのもみ合いが続いた。加えて、主要企業の4-6月期決算発表を前に投資家の様子見姿勢も強まった。中旬は、米ハイテク株高や円安進行が支えとなる一方、米欧の通商交渉の停滞などが上値を抑えた。下旬に入ると、日米が自動車を含む関税率を15%に引き下げることで合意したことが好感され、日経平均株価は23日に終値ベースで4万1,000円を超え、24日には一時4万2,000円台を回復(終値は4万1,826円)した。その後も堅調に推移し、月末は4万1,069円で終えた。投資部門別では、海外投資家と事業法人が買い越す一方、信託銀行と個人は売り越した(図表1)。



一方、信託銀行は現物と先物の合計で1兆6,127億円の売り越しと、7月最大の売り越し部門であった。週単位では7月第1週から第5週まで全て売り越した(図表4)。

