「M&A」企業の買収や合併。一時的には株価にも大きな影響が

2021/12/04 12:00

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M&Aは、Merger And Acquisitionの略で「企業の買収や合併」を指します。ただし、広義の意味では、買収や合併だけではなく、事業譲渡や業務資本提携なども含めて使われるケースもあります。昨今、日本でもM&Aは盛んに行われるようになりました。また、M&Aの仲介やコンサルティングなどを

M&Aは、Merger And Acquisitionの略で「企業の買収や合併」を指します。ただし、広義の意味では、買収や合併だけではなく、事業譲渡や業務資本提携なども含めて使われるケースもあります。昨今、日本でもM&Aは盛んに行われるようになりました。また、M&Aの仲介やコンサルティングなどを業務とする会社や金融機関も増えています。

M&Aの発表は、買収される側の会社に注目

M&Aは株式市場にとっても株価を動かす大きな材料となります。M&Aが発表されると、一般的には、買収される側の株価が急騰することが多くなっています。買収する側の株価は、マーケットがそのM&Aをどう評価するかによって変わってきます。買収する側の企業にとって、ビジネスチャンスが大きく広がると判断されれば株価は上昇しますが、その買収にあまり魅力がなければ株価は下落します。

ただし、これは投資家による一時的な判断なので、長期投資の場合には、その後の買収による業績への寄与などをウォッチしていくことが重要です。【お金の単語帳】