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中国の不動産関連統計(25年11月)~不動産開発投資が一段と悪化

2025/12/15 00:00

・中国国家統計局は、2025年12月15日に25年11月の不動産関連統計を発表した。不動産販売床面積の前年同月比(当社試算値、図表1)は、▲17.3%となった(前月は▲18.8%)。前月比(当社試算値、図表2)は、+0.8%となった(前月は▲3.6%)。・住宅販売価格(70都市単純平均)は、前年同月比で▲2.8%となっ

・中国国家統計局は、2025年12月15日に25年11月の不動産関連統計を発表した。不動産販売床面積の前年同月比(当社試算値、図表1)は、▲17.3%となった(前月は▲18.8%)。前月比(当社試算値、図表2)は、+0.8%となった(前月は▲3.6%)。

・住宅販売価格(70都市単純平均)は、前年同月比で▲2.8%となった(前月は▲2.6%)(図表3)。1~3線都市でいずれも下落幅が拡大した。前月比では、▲0.4%となった(前月は▲0.5%)(図表4)。2線都市、3線都市で下落幅が縮小した。
・不動産販売床面積の前年同月比(当社試算値、図表5)は、▲30.3%となった(前月は▲23%)。前月比(当社試算値、図表6)は、▲12.4%となった(前月は▲3.2%)。
・不動産開発景気指数1は、91.9と、前月の92.42から低下した(図表7)。


1 不動産開発投資を基準指標とし、不動産投資・資金・面積・販売関連の指標を選び、季節要因を取り除いて算出した指標。通常、100が最適、95~105が適度、95以下が不景気、105以上が過熱気味。
・不動産開発投資資金の前年同月比(当社試算値、図表8)は、▲32.5%となった(前月は▲21.9%)(図表8)。

・不動産完成在庫床面積は7.5億m2で、前年同月比は前月から小幅に低下した(図表9)。住宅着工床面積(3カ月後方移動平均、以下同)の前年同月比はマイナス幅が拡大、住宅竣工床面積の前年同月比もマイナス幅が小幅に拡大した。