著名投資家のレイ・ダリオ(Ray Dalio)氏の独自分析が注目を集めています。
https://t.co/tjmbT5ytUN
— Ray Dalio (@RayDalio) February 14, 2026
2026年のミュンヘン安全保障会議においてにおいて、多くの指導者が1945年以降の世界秩序の終焉を宣言したと分析。現在の情勢を「大サイクル(Big Cycle)」の第6段階であると定義しています。
話題の記事
ビットコイン資金調達率がマイナス圏、83%高騰した24年の再来か?
過去8回は全てV字回復、イーサリアムの歴史的大底と復活の鍵とは
ダリオ氏の分析によれば、第6段階は国際的なルールが消失し「力が正義」となる大混乱の時期です。国際関係において国を律する法的強制力がなくなり、国家間の闘争は貿易、技術、地政学、資本、軍事の5つの戦争形態に分かれると分析。現在は軍事衝突に至る前段階として、経済や資本を通じた激しいパワーバランスの変動期にあると指摘しています。
歴史的な教訓として、ダリオ氏は1930年代の大恐慌後の動きを挙げています。当時、経済的苦境から各国でポピュリズムや独裁的なリーダーが台頭し、軍事衝突の約10年前から経済・資本戦争が始まっていました。現代においても資産凍結や資本市場へのアクセス遮断といった「資本戦争」が武器として活用されています。
こうした混乱期には戦費調達のために政府が巨額の債務を抱え、中央銀行が通貨を増刷して債務を収益化するため通貨価値の低下が不可避となります。ダリオ氏は現金や債務から離れ、金のような信用を必要としない資産を保有する重要性を説いています。
この視点は仮想通貨市場にも波及しており、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨は既存の金融秩序が揺らぐ中で政府の恣意的な政策に左右されない代替資産としての希少性が再評価されています。