トリプル安とは、株式市場、外国為替市場、債券市場の3市場が同時に値下がりする状況を指します。日本の金融市場を例にとると、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの主要株価指数が急落、外国為替市場では円安が進み、債券市場では日本国債が売られ、金利が上昇する状態になることです。 長引くコロナ禍で、たびたびトリプル安に巻
トリプル安とは、株式市場、外国為替市場、債券市場の3市場が同時に値下がりする状況を指します。日本の金融市場を例にとると、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの主要株価指数が急落、外国為替市場では円安が進み、債券市場では日本国債が売られ、金利が上昇する状態になることです。
長引くコロナ禍で、たびたびトリプル安に巻き込まれる日本市場
多くの場合、トリプル安は急激な経済状況の悪化やテロ、大規模な自然災害などで金融マーケットが大混乱し、さまざまな金融資産が売られることで発生します。最近では、長引くコロナ禍の中、原油価格の上昇や米国金利の上昇などによって、たびたび日本の金融市場がトリプル安となる局面が目立っています。【お金の単語帳】