デッドクロスとは、移動平均線が示す相場の下落局面に入るシグナルです。移動平均線とは、株価の終値の一定期間（短期・中長期）の平均を折れ線グラフ化したもの （チャート）で、株の動きやトレンド、方向性などをつかむ手掛かりとなる指標です。

デッドクロスは、株式相場下落のチャート上のサイン

デッドクロスは、株価の上昇が止まり下降に入る過程で短期の移動平均線が中長期の移動平均線を上から下に突き抜けることを指します。上昇相場は終わり、株価が下落に転じるシグナルといわれています。

統計的には、移動平均線がクロスする時の交差の角度が緩やかだと下落する確率が低く、交差の角度がキツイと下落する確率が高いといわれています。このようなチャートのシグナルは、あくまでも株価の動きを予想する材料のひとつとされています。確実に株価が下落するとは限らないため、その他の様々な指標や材料 を総合的に判断する必要があります。【お金の単語帳】