「キャッシュフロー」1年間の本業でのキャッシュの出入り

2022/02/15 10:00

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キャッシュフローとは、一定期間に流出入する実際のお金の流れを指します 。お金が入ってくることをキャッシュ・イン・フローと呼び、お金が出ていくことをキャッシュ・アウト・フローと呼び、ふたつを合わせた総称がキャッシュフローです。 キャッシュフローは、キャッシュ・インからキャッシュアウトを差し引いた収支です。 このお金の流れ

キャッシュフローとは、一定期間に流出入する実際のお金の流れを指します 。お金が入ってくることをキャッシュ・イン・フローと呼び、お金が出ていくことをキャッシュ・アウト・フローと呼び、ふたつを合わせた総称がキャッシュフローです。 キャッシュフローは、キャッシュ・インからキャッシュアウトを差し引いた収支です。 このお金の流れをまとめたのがキャッシュフロー計算書で、上場企業のみが作成を義務付けられています。

キャッシュフローを作成することで、会社が1年間でどのような理由でお金が入ってきたのか、どのような理由でお金が出ていったのかを把握できます 。会計上の数字には反映されない、事業本来の収益性や資金の余力、企業価値を判断するうえでキャッシュフローの算出は不可欠といわれています。

キャッシュフローは3つに分類される

「営業キャッシュフロー」は、本業での収益状況を判断するためプラスが望ましいといわれ最も重要なキャッシュフローです。

「投資キャッシュフロー」は、事業のための設備投資や有価証券などへの投資を表すためマイナスが望ましいとされ、今後の企業成長を判断する材料となります。

「財務キャッシュフロー」は、借金や返済など資金調 達に関わるお金の流出入を判断するためマイナスが望ましいといわれています。【お金の単語帳】