「減配」とは、企業が利益から株主に還元する配当額を前の期より減らすことです。 逆に増やす場合は「増配」です。 会社の創設や上場を記念する“記念配当”分を減額する場合は、“記念配当を落とす”と表現され通常の減配と区別されています。 減配は株価のマイナス材料 赤字に転落したり利益が減ったりして減配を発表すると、業績に対す
「減配」とは、企業が利益から株主に還元する配当額を前の期より減らすことです。 逆に増やす場合は「増配」です。
会社の創設や上場を記念する“記念配当”分を減額する場合は、“記念配当を落とす”と表現され通常の減配と区別されています。
減配は株価のマイナス材料
赤字に転落したり利益が減ったりして減配を発表すると、業績に対する不安や失望感から株価が売られる(下がる)傾向があります。
逆に増配を発表すると、業績に対する期待が強まり有望企業として注目が集まることから株価が買われる(上がる)傾向にあります。
近年、日本でも欧米流の株主重視の考え方が広まり、企業が安定配当から業績に見合った配当を行うようになったため、 増配や減配への変更が頻繁に行われています。【お金の単語帳】