「上値抵抗線」株価の上昇を抑える売りが多い価格帯

2022/03/26 16:00

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上値抵抗線とは、株価の上昇を抑えてしまう売り注文が入りやすい価格帯を指し上値支持線(レジスタンスライン)ともいわれています。 過去に付けた高値同士を結んだラインで (安値同士を結ぶと「下値抵抗線」)、投資家は過去の高値を利食いの目安としているため 、上値抵抗線に近づくと売り注文が出やすい傾向にあります。 また前回付けた

上値抵抗線とは、株価の上昇を抑えてしまう売り注文が入りやすい価格帯を指し上値支持線(レジスタンスライン)ともいわれています。

過去に付けた高値同士を結んだラインで (安値同士を結ぶと「下値抵抗線」)、投資家は過去の高値利食いの目安としているため 、上値抵抗線に近づくと売り注文が出やすい傾向にあります。

また前回付けた高値近辺であるため、投資家が高値で買った株を株価が戻ってきたタイミングで売る“戻り待ちの売り”も出てきます 。

上値抵抗線近辺では、売り圧力が増し株価の上昇が抑えられてしまいます。

上値抵抗線を抜けると一段高の可能性あり

株価が上値抵抗線を超えると、大量の売り注文をこなしてもなお、株価が上昇していることを表しています。これは“上放れ”と 呼ばれ、買いの勢いが強く更に株価が上昇する可能性が高く買いのサインといわれています。

上放れは、上値抵抗線が株価の上値を抑える壁から一転して下落を止める下値抵抗線になることを表しています。【お金の単語帳】