「利付き債」定期的に利息の支払いがある債券

2022/03/28 06:00

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利付き債とは、定期的に決められ期日に償還(満期)まで利息が支払われる債券です。固定金利の固定利付債(確定利付債)と変動金利の変動利付債があります。 固定金利は、債券を発行する発行体(国や地方公共団体、企業など)があらかじめ決めた利で満期まで支払われます。 変動金利は、市場金利に合わせて利払い日ごとに金利の見直しが行われ

利付き債とは、定期的に決められ期日に償還(満期)まで利息が支払われる債券です。固定金利の固定利付債(確定利付債)と変動金利の変動利付債があります。

固定金利は、債券を発行する発行体(国や地方公共団体、企業など)があらかじめ決めた利で満期まで支払われます。

変動金利は、市場金利に合わせて利払い日ごとに金利の見直しが行われ受け取りの利息額はその都度変動します。  

途中売却時の利息は経過利息として受け取れる

利付き債を含む債券には、株と同様に単価があります。一般的に新規で発行される利付き債は単価100円で発行され、償還時には満額払い戻しされます。途中で売却できますが、単価は日々変動しその時の時価での売却となるため、利益が出る場合も損失が出る場合もあります。

利付き債を途中売却した場合、債券の発行体は債券保有者に売却日を含めて3営業日目までの利息を支払う義務があります。このため、前回の利払い日から起算して受渡日までの利息が加算された金額が受け渡し代金となります。この日割りで計算された利息を経過利息といいます。【お金の単語帳】