NISA・つみたてNISA

ネット証券でNISAを始めるときの5つのポイント

2022/09/06 06:55

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NISAを始めるとき、オンラインで手続きが完結するネット証券を選ぶ人も多い。ただ、NISA口座は一人一つしか開設できず、自分に合っていないNISA口座を選ぶと、思ったような資産運用ができない可能性がある。どのようなポイントをチェックすべきだろう? 1 目当ての金融商品や銘柄があるか 一般NISAで買える金融商品は、株式

NISAを始めるとき、オンラインで手続きが完結するネット証券を選ぶ人も多い。ただ、NISA口座は一人一つしか開設できず、自分に合っていないNISA口座を選ぶと、思ったような資産運用ができない可能性がある。どのようなポイントをチェックすべきだろう?

1 目当ての金融商品や銘柄があるか

一般NISAで買える金融商品は、株式投資信託、国内・海外上場株式、国内・海外ETFなどさまざまだが、実際に購入できる商品はネット証券によって異なる。

つみたてNISAで買える銘柄も、ネット証券によって差がある。金融庁の厳しい条件をクリアした約200本の投資信託の中から、各ネット証券がそれぞれの方針で選んでいるからだ。

そのため、口座を開こうと検討しているネット証券に目当ての金融商品や銘柄があるか確認しよう。まだ投資先を決めていない場合は、ラインアップが豊富なネット証券を選ぶことで選択肢が広がる。

2 自分のメインバンクから引き落としができるか

一般NISAつみたてNISAで積立投資を行う場合、自分のメインバンクから自動引き落としができると手間が省けて便利だ。

ネット証券ごとに対応している銀行が異なるので、口座を開設する前に普段使っている銀行口座から引き落としができるか確認しておこう。

3 毎月いくらから投資できるか

NISAを始める人の中には、なるべく少ない金額からスタートしたい人もいるだろう。特につみたてNISAは投資期間が最長20年と長いため、ライフステージの変化によって積立金額を減らす必要が出てくるかもしれない。

このようなケースでは、「最低投資額」が重要なポイントになる。

一般NISAつみたてNISAの最低投資額は、毎月100円や1,000円など、ネット証券ごとに違いがあるのでチェックしよう。

4 取引ツールは使いやすいか

取引ツールの使い勝手がよくないと、思ったような資産運用ができない可能性がある。

ネット証券の口コミや評判だけで判断するのではなく、ツールを実際に使ってみる、ツールの操作ガイドを見るなどして、使いやすさを自分で確認したほうがよいだろう。

5 自由に積立頻度を設定できるか

つみたてNISAの積立頻度は「毎月」が基本だが、「毎週」や「毎日」からも選べるネット証券がある。

積立頻度について、「購入するタイミングをできるだけ分散させてリスクを抑えたい」「貯金箱に小銭を入れる感覚でコツコツ投資したい」と考える人もいるはず。このような場合、積立頻度の選択肢が多いネット証券のほうがよいだろう。

自分に合ったNISA口座を選ぶことが資産形成への第一歩

NISA口座を開設した後も、1年に1回、NISA口座の金融機関を変更できる。ただ、「変更したい年にNISA枠を一度も利用していない」といった条件があるほか、手続きの手間もある。

最初から自分に合った口座を選べるよう、上記のチェックポイントを参考にしてはいかがだろうか。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

(2022年7月6日公開記事)

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