株価が下がったときは、高配当銘柄を安く購入するチャンスです。配当利回りは「いくら投資したらいくら配当をもらえるか?」で決まります。つまり、株価が下がるほど「少ない元手で多くの配当をもらえる=利回りが高くなる」のです。株価が下がっている今、高配当銘柄への投資を考えましょう。
株価が下がったときに買いたい日本の高配銘柄3選
日本郵船――配当利回り8.49%
日本郵船 <9101> は、海運業の売上高で国内トップを誇る大手企業です。株価は7月12日現在9,250円なので、92万5,000円の投資で年7万8,500円の配当をもらえる見込みです。
※日本株の最低投資額は100株単位。
NEW ART HOLDINGS――配当利回り7.72%
NEW ART HOLDINGS <7638> は、「ダイヤモンドシライシ」など人気のブライダルジュエリーを手掛ける企業です。株価は7月12日現在1,295円なので、12万9,500円の投資で年1万円の配当をもらえる見込みです。
淺沼組――配当利回り7.13%
淺沼組 <1852> は、官公庁建築も手掛ける関西発の老舗ゼネコンです。株価は7月12日現在5,360円なので、53万6,000円の投資で年3万8,200円の配当をもらえる見込みです。
配当利回りが高い米国の高配当銘柄3選
米国株は1株から買えるため、少額から投資できます。日本株の配当は年1、2回ですが、年4回配当を出す企業が多いのも注目ポイントです。
※株価、配当は1ドル=137円で計算。
アルトリア・グループ――配当利回り8.58%
アルトリア・グループ
ギリアド・サイエンシズ――配当利回り4.66%
ギリアド・サイエンシズ
IBM――配当利回り4.65%
IBM
投資してはいけない高配当銘柄に注意
株価が下がっているタイミングでは、安くなった高配当銘柄を探して投資しましょう。
ただし、業績不振や不祥事など、株価が下がった理由は要チェックです。回復の見通しが立たないうちは、投資すべきではありません。
業績や関連ニュースもチェックした上で、優良な高配当銘柄に投資しましょう。
文・木崎 涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月16日公開記事)
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