「130万円の壁」ほかには103万円・150万円にも壁が?

2021/03/19 01:08

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「130万円の壁」とは、給与所得者の配偶者が働く際の年収上限の目安を表すとされる言葉です。 会社員の配偶者がパートなどで働く場合、年収が130万円を超えると扶養家族から外れ、厚生年金や健康保険の保険料を自分で支払わなければならなくなります。そうするとかえって手取り収入が減ってしまうことになるので、「130万円の壁を超え

130万円の壁」とは、給与所得者の配偶者が働く際の年収上限の目安を表すとされる言葉です。

会社員の配偶者がパートなどで働く場合、年収が130万円を超えると扶養家族から外れ、厚生年金や健康保険の保険料を自分で支払わなければならなくなります。そうするとかえって手取り収入が減ってしまうことになるので、「130万円の壁を超えないように働こう」という心理が働き、年末に時間調整をする人も多いようです。

ほかにも、所得税がかかり始める「103万円の壁」や、配偶者控除の対象となる「150万円の壁」なども意識されています。ただ、女性活用や労働力確保の観点から、就労意欲を削ぐようなこれらの壁の見直しを求める声も上がっています。【お金の単語帳】