風水とは、中国発祥の「気」の力に着目した環境学のことで、占いとは違い運を得るためにどのように行動すると良いのかを考えていくものです。風水では、方角のほかに「色」も重要な意味を持ちます。そこで今回は、金運に着目して、風水的に絶対NGな財布の色を見ていきましょう。

＜赤＞火を連想するため金運を燃やしてしまう

「明るく元気になれる色だから」と赤い財布を選ぶ人がいます。実は、風水的にはNGで、火を連想し「お金を燃やしてしまう」と解釈するためです。

ただ風水の本場である中国では、金色と同じくらい金運がアップする色と考えられているため、日本独自の考えなのかもしれません。「どうしても赤が良い」「積極的に稼ぎたい」という方は、中国式風水だと信じてみても良いでしょう。

＜黄＞色味に注意！濃い色だと支出も増える

「金運アップには黄色」と考えがちですが、濃い黄色は支出が増えると言われています。金運アップを考える場合は、茶色を混ぜたような落ち着いた黄色や淡い黄色の財布にしましょう。

また、外側が黄色の財布よりは内側が黄色の財布の方が、金運アップが期待できると言われています。

＜青＞水のようにお金を流してしまう

青は落ち着いた色のため、「風水的にも良いのでは……」と考えがちですが、実はNGです。青は水を連想させ、水のようにお金を流していくと考えます。真っ青な財布はやめておきましょう。

反対に淡い青だと「水で流す＝浄化作用」と考え、お金が増えると解釈します。また仕事運アップを期待できる色でもあるため、「金運アップ×仕事運アップ」で好循環が期待できるかもしれません。

色合いによってさまざま解釈ができる風水

ちょっとした色の違いで良くも悪くもなる風水は、奥が深いものです。ただ、財布は毎日持ち歩くものだからこそ、風水を取り入れると視覚的な作用で自分の気持ちや行動が変わっていくのかもしれません。次回財布を購入する際のヒントにしてみてください。

文・山村望愛

（2022年10月8日公開記事）