「格付(格付け)」とは、国や企業などが発行する債券について第三者である格付機関が、信用力や支払い能力を評価し、元利金が支払われる確実性を記号で示したものです。格付機関には、世界的に有名なムーディーズ(Moody's)、スタンダード&プアーズ(Standard & Poors)などのほか、日本国内には格付
「格付(格付け)」とは、国や企業などが発行する債券について第三者である格付機関が、信用力や支払い能力を評価し、元利金が支払われる確実性を記号で示したものです。格付機関には、世界的に有名なムーディーズ(Moody's)、スタンダード&プアーズ(Standard & Poors)などのほか、日本国内には格付投資情報センター(R&I)、日本格付研究所(JCR)が存在し、日本では金融庁に登録を受けた格付会社は7社にのぼります。
たとえばムーディーズでは最上位の「Aaa」からAa>A>Baa>Ba>B>Caa>Caとつづき、最下位の「C」まで9段階の格付が存在します(長期の場合。さらに各スケールが上位の1、中位の2、下位の3に分けられる)。
格付の定義や記号は格付機関によっても異なります。格付は、その債券の発行体の信用力を判断するひとつの材料となります。【お金の単語帳】