脱毛サロン契約に警告!体験談から分かった4つの注意点

2022/12/03 17:00

SNSなどで「月○円で通い放題」「お試し○円」といった広告をよく見かける「脱毛サロン」。最近では男性の利用者も増えているが、相談件数も増えて、国民生活センターも注意を呼びかけている。実際に利用した人の体験談や口コミ(クチコミ)から、脱毛サロンを選ぶ際の4つの注意点を確かめておこう。 注意点1 勘違いを誘う「おトク情報」

SNSなどで「月○円で通い放題」「お試し○円」といった広告をよく見かける「脱毛サロン」。最近では男性の利用者も増えているが、相談件数も増えて、国民生活センターも注意を呼びかけている。実際に利用した人の体験談や口コミ(クチコミ)から、脱毛サロンを選ぶ際の4つの注意点を確かめておこう。

注意点1 勘違いを誘う「おトク情報」がばかりが目立つ

広告などで目を引く目玉プランやそのキャッチコピーは、文字通りに受け取ると後で「そんなつもりじゃなかった」となることがある。

たとえば「初月0円」というプランがあっても、支払い期間が後ろにずれているだけで実際に支払う額はそれ以外のプランと変わらない場合があるからだ。

都内在住の20代女性はネットの広告で、「初めの2ヵ月無料」という業者を見つけ、プランの詳細を見ると「総額二十数万円、月々の支払いが1万円」とあったのでカウンセリングを申し込んだ。

しかしよく話を聞いてみると、「初めの2ヵ月無料」のは「支払いが契約から2カ月後に始まる」ことを意味し、「総額から2万円引かれる」わけではないとのことだった。

こうしたまぎらわしい広告は他にもある。たとえば「両ワキ100円」とあっても、100円で施術してもらえるのは1回で、両脇をきれいに脱毛するには結局高額なプランに入らなければならないケースもある。

お得な情報については勝手に判断せず、カウンセリングなどで細かく聞き、疑問点をなくすべきだろう。

注意点2 解約時に返金がない場合がある

途中で解約する際、まだ数回しか施術していないのに、返金されなかったり、中途解約できる期間が短く解約できず、月々の支払いが続くたりするケースもある。

都内在住の30代女性は、ネットで「脱毛サロン おすすめ」と検索、あるサロンで「二十数万円で二十数回」のプランを契約した。数回の施術を終えて肌の赤みが気になったため、解約したいと思うように。「残りの回数分の施術料は返金してもらえるだろう」と思っていたが、業者からの説明は「有償の施術は4回までで残りは無償なので、返金はありません」とのことだった。

万が一のために、返金の対象となる回数や解約料など、カウンセリングで聞いておこう。

注意点3 家や会社の最寄り店舗が閉店すると行きづらくなる

家や会社の最寄りや通勤経路上にある店舗が閉店すると、行きづらくなってしまう。他に店舗があればよいが、それでも余計な交通費がかかってしまう。

チェーンの脱毛サロンなら、閉店の頻度や近くの別店舗の所在地などをウェブサイトで確かめておこう。

注意点4 想定外の追加料金がかかる

どうしても「月々の支払い」に目が行きがちだが、実際に通い始めると、思ってもみなかった費用がかかることもある。たとえばこういうものがある。

・キャンセル料……施術の予約キャンセルでかかる
・シェービング料……そり残しがあるまま施術を受ける時にかかる
・電気シェーバー代……自己処理のための電気シェーバーを買うのにかかる

とくにキャンセル料については、急にコロナや生理になることもふまえて、いつまでにキャンセルすればかからないのか、いくらなのか、そもそもかかるのかなど詳しい情報を確かめておこう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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