「投資や運用を始めたいがなんとなく怖い」という人が、現金を使わずに投資を体験できるのが「ポイント運用」です。買い物などで貯まったポイントをそのまま投資できるもので、初心者が本格的な投資を始める前の経験にもよいことから注目されています。
ポイント運用では証券口座をつくる必要がない!
ポイント運用は、買い物などで貯まったポイントを運用に回すサービスで、証券口座を作ったりする必要がありません。
運用に回したポイントは、株価や投資信託の基準価額に連動して運用してもらえ、相場の状況によってポイントは増減します。
ポイント運用と似たサービスで「ポイント投資」もありますが、こちらは株式や投資信託を実際に売買するため、証券口座の開設が必要です。
代表的なポイント運用サービス3選
運用でせっかくポイントを増やすなら、自分にとって使いやすいポイントを選びましょう。
1 PayPayポイント運用 1ポイントから運用できる
PayPayポイントの特徴は1ポイントから運用できる点です。
運用方法は5つのコースから選べます。なかでも「逆チャレンジコース」は株価の動きと逆方向に3倍動くコースです。株価が下がったときにリターンを狙える点が画期的です。
2 ポイント運用 by 楽天PointClub 投信で運用するので長期投資向き
「ポイント運用 by 楽天 PointClub」で選べるコースはアクティブコースとバランスコースの2種類です。どちらも投資信託で運用するため、長期運用に向いています。
ポイントを運用に振り分ける際には、楽天会員のランクごとに上限が定められているので注意しましょう。
3 永久不滅ポイント運用サービス 実際の株式に交換も
クレディセゾンによるポイント運用サービスで、投資信託コース6種類、株式コースの7種類から選べます。
株式コースでは実在する企業の株価に連動してポイントが増減します。ポイントが1株の価値になった場合には、実際の株式に交換できる点が特徴です。
ポイント運用はあまったポイントの使い道にも
ポイントを貯めている人の3人に1人がポイント失効の経験もあるそうです (プレミア・クロスバリュー調査)。
ポイントを貯めたものの、使い道がないと余らせている人は、放置するよりは運用に回すと増やせるかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年12月04日公開記事)
【関連記事】
・絶対避けたい!「老後破産」特集
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
・いつ借りる?借り換える?「住宅ローン」
・積立NISAを始めるタイミングは2022年がベスト?(外部)
・お金が貯まる?「風水・占い」特集