商品に付いているアレ。百貨店業界の業界用語「もやし」って何?──【ビジネス・業界用語】

2022/12/07 11:00

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12月20日は、百貨店(デパート)開業の日。1904年に東京の日本橋で日本初の百貨店・三越呉服店がオープンした日です。以降、大丸や高島屋 <8233> などの有名呉服店も、衣食住の商品を総合的に扱うようになりました。 現在、食料品以外の商品は「もやし」を付けて売られていますが、この業界用語を知っていますか。

12月20日は、百貨店(デパート)開業の日。1904年に東京の日本橋で日本初の百貨店・三越呉服店がオープンした日です。以降、大丸や高島屋 <8233> などの有名呉服店も、衣食住の商品を総合的に扱うようになりました。 現在、食料品以外の商品は「もやし」を付けて売られていますが、この業界用語を知っていますか。

「もやし」は襟などに付いているアレ

「もやし」は、商品に値札をぶら下げるためのプラスチック製の紐で、「えのき」と呼ばれることもあります。正式名はループロックと言います。

百貨店の値札は、「百貨店標準値札」と呼ばれデザインや台紙が各百貨店で異なり、さらに、同じ店内でも売り場やブランド、アイテムなどによってコードが細かく分けられています。納入業者は納品や返品のたびに値札の付け替え作業に追われ、コストや手間がかかっていました。そこで、2025年から百貨店ごとの専用値札は全面的になくすことが決まっています。

百貨店の売上は7カ月連続増

2022年9月の全国百貨店売上高総額は、前年同月に比べて20.2%増 の3,813億円と7ヵ月連続のプラスとなりました(調査対象71社・187店)。入店客数も21.5%増と好調です。要因は、インバウンドの再開や20、30代の若者が新たな客層として加わったこと。

売上を伸ばしている商品は、高額品、衣料品、服飾雑貨で、なかでも美術・宝飾・貴金属の売上は、20ヵ月連続で前年同月と比べて増加となり、過去最長を更新中です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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