どんな意味?「エバンジェリスト」──【ビジネス・カタカナ用語】

2022/12/12 11:00

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「エバンジェリスト」は、IT業界で注目されている職種です。アメリカのアップル社が生みだした専門職で、日本マイクロソフト社の西脇資晢氏が日本ではカリスマとして知られています。急速にIT技術が進んでいるなか、エンジニアにとっても必要な存在といわれていますが、どんな職種か知っていますか。 「エバンジェリスト」はIT業界の専門

「エバンジェリスト」は、IT業界で注目されている職種です。アメリカのアップル社が生みだした専門職で、日本マイクロソフト社の西脇資晢氏が日本ではカリスマとして知られています。急速にIT技術が進んでいるなか、エンジニアにとっても必要な存在といわれていますが、どんな職種か知っていますか。

「エバンジェリスト」はIT業界の専門職

「エバンジェリスト」の語源は、キリスト教などを広める伝道者“Evangelist”です。IT業界では、企業と消費者(ユーザー)をつなぐ橋渡し役となり、啓発・宣伝活動をおこなう人材を指します。

最新のIT技術や製品、サービスを消費者にわかりやすく伝える職種で、中立的な立場で、消費者がベストな選択ができるようにアドバイスをします。また、エンジニア向けの講座や新製品の実演のほかに、社内向けに消費者目線のマーケティングセミナーも開きます。

「エバンジェリスト」はパソコンを広めるために生まれた

「エバンジェリスト」という職種が生まれた1984年当時、パーソナルコンピューター(PC)の利用は大学や研究機関がメインでした。

そこで米アップル社は、個人がプライベートでPCを使うことで世界が広がる素晴らしさや楽しさを伝えることを業務とする「エバンジェリスト」を作りました。ちなみに米アップル社初の「エバンジェリスト」は、日系アメリカ人のガイ・カワサキ氏で、現在は起業家として活躍しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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