クレジットカードは日頃の買い物だけでなく、それ以外の場面でも使えばポイントをお得に貯められる。クレカ払いできるものの中で、特に見落とされがちなものを見てみよう。
1 「国民年金保険料」で年間20万円ほどカード払いできる
国民年金保険料は、Visa、Mastercard、JCBなどの主要クレジットカードで支払いができる。保険料は月額1万6,590円なので、年間20万円近い金額になる。これだけの金額をカードで支払えば、還元率によってはかなりのポイントが貯まるだろう。
ただカード払いにするには、各地域を管轄する年金事務所に申請書を提出する必要があるのと、クレカによっては、国民年金がポイント付与の対象外になることがある。事前にカード会社のWebサイトなどで確かめておこう。
2 「税金」をカード払いにするなら手数料を要チェック
住民税・自動車税・固定資産税といった地方税は、自治体によってはクレジットカード払いができる。所得税・消費税・相続税などの国税も同様だ。
カード払いにするには、各自治体が用意している「市税クレジットカード納付サイト」などから手続きを行う必要がある。
ただし、カード払いにすると、自治体ごとに定められた決済手数料がかかることが多い。自治体のWebサイトで確認した手数料と、カードの還元率を比べて、カード払いにメリットがあるか判断しよう。
3 電気・ガス代だけでなく「水道料金」をカード払いにできることも
電気代やガス代をクレジットカード払いにできることは広く知られているが、自治体によっては水道料金もカード払いができることがある。
カード払いに対応しているかどうかは、自治体の水道局Webサイトで確認しよう。
4 「JR」ではほとんどの切符をカードで買える
JRの切符を現金やSuicaで買う人は多いかもしれないが、電車や新幹線の乗車券、特急券など、ほとんどすべての切符をクレジットカードで買える。たとえ百数十円の切符であっても、カード決済が可能だ。
カード払いができるのは、みどりの窓口、もしくはカード払いに対応した自動券売機だ。
これらの他に、自治体によっては国民健康保険料もクレジットカードで支払える。生命保険や火災保険、自動車保険などもカード払いにできることが多い。
ポイントを貯められる機会を逃さぬよう、クレジットカードを上手に使おう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2022年12月12日公開記事)
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