「保険料」契約者が保険会社に払うお金

2022/12/14 19:00

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保険料とは、保険契約者が保障を受ける代わりに保険会社に支払うお金を指します。支払う「保険料」に対して、契約者に保険が下りてもらえるのは「保険金」です。 保険料の内訳は純保険料と付加保険料 保険料の使い道は、主に二つです。 一つ目は、将来の保険金です(純保険料)。純保険料は、生命保険では主に予定死亡率、予定利率を使って年

保険料とは、保険契約者が保障を受ける代わりに保険会社に支払うお金を指します。支払う「保険料」に対して、契約者に保険が下りてもらえるのは「保険金」です。

保険料の内訳は純保険料と付加保険料

保険料の使い道は、主に二つです。

一つ目は、将来の保険金です(純保険料)。純保険料は、生命保険では主に予定死亡率、予定利率を使って年齢ごとに算出されます。若ければ死亡リスクは低いため、年配の人より同じ保障でも保険料が安くなります。また損害保険の純保険料は、過去の事故の発生頻度や損害額のデータをもとに見積もります。

二つ目は、保険会社の経費(人件費や広告宣伝費、店舗維持費)や利益など、保険金以外です。これを付加保険料と呼びます。

付加保険料は、各保険会社によって異なります。理由は、かかるコストが会社によって異なるためです。たとえば申し込みがネットであれば、対面の販売員から買うより安くなります。また保険料の支払いが月払いか一時払いかによっても、手数料やコストに違いが生じます。

そのため、各保険会社の補償内容に大差がなくても、保険料は異なるのです。【お金の単語帳】