「終身保険」保障が一生涯続く保険

2022/12/15 19:00

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終身保険は、満期がなく️被保険者が亡くなるまで保障が️一生(終身)続く保険です。亡くなったり高度障害と認定を受けたりした場合は、保険金が支払われます。️そのため、葬儀や相続費用、身辺整理代の備えとして入る人もいます。 保険料は払い込み期間や年齢で変わる 保険料の払込期間は、生涯払う「終身払い」、払込期間や払込満了年齢を

終身保険は、満期がなく️被保険者が亡くなるまで保障が️一生(終身)続く保険です。亡くなったり高度障害と認定を受けたりした場合は、保険金が支払われます。️そのため、葬儀や相続費用、身辺整理代の備えとして入る人もいます。

保険料は払い込み期間や年齢で変わる

保険料の払込期間は、生涯払う「終身払い」、払込期間や払込満了年齢を決める「有期払い」、一括で納める「一時払い」が選べます。

なお、保険料は契約時点の金額から変わりません。若いときに入るほうが割安ですが、掛け捨て部分が多い定期保険(保障期間が決まっている)と比べると、同じ年齢・保障額では割高になる傾向があります。

途中解約すると、払い込んだ保険料や加入期間に応じて、解約返戻金を受け取れます。戻ってくる解約返戻金が、払い込んだ保険料を上回る場合があります。

なぜかというと、保険会社は、保険料の一部を国内外の株式や債券で運用をおこなっているためです。運用がうまくいくと、解約返戻金が払い込んだ保険料を上回る場合があるのです。これは払い込みがすべて終わった後や15年超の長期契約後などに見られます。

ただし、払い込み完済前の解約は、解約返戻金が払い込んだ保険料の総額を下回ることがあります。また完済後には必ず返戻金のほうが上回るわけではないので、注意が必要です。

終身保険は、葬儀費用などの急な事由に備えるだけでなく、早期に払込みを済ませることで貯蓄が高まり、老後や教育などの資金作りにもなります。【お金の単語帳】