「保険金」保険会社から受取人に支払われる金銭

2022/12/16 06:00

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保険金は、保険契約に当てはまる事由が起きたとき、または保険期間が満期を迎えたときに保険会社から支払われるお金です。受け取る「保険金」に対し、保険契約者が保障を受ける代わりに保険会社に払うのは「保険料」です。 保険金は多くの種類に分けられる 生命保険の場合、保険金には、満期保険金、死亡保険金、高度障害と認定を受けた場合に

保険金は、保険契約に当てはまる事由が起きたとき、または保険期間が満期を迎えたときに保険会社から支払われるお金です。受け取る「保険金」に対し、保険契約者が保障を受ける代わりに保険会社に払うのは「保険料」です。

保険金は多くの種類に分けられる

生命保険の場合、保険金には、満期保険金、死亡保険金、高度障害と認定を受けた場合に支払われる保険金があります。

満期保険金とは、保険が満期を迎えた場合、被保険者が存命であれば支払われる保険金です。支払の対象となる保険は、貯蓄性の高い保険です。掛け捨て部分が少なく、保険料の一部が将来のために積み立てられるタイプです。たとえば、養老保険や学資保険などが当てはまります。

高度障害とは、回復が見込めず死亡に準じる状態で、この場合、一般的に死亡保険金と同額が支払われます。

これらの保険金は、契約書に書かれている保険金受取人に支払われます。

損害保険の場合は、損害保険金や費用保険金などがあります。損害保険金は、災害や事件、事故などにより損害を受けたときに、その補てんとして被保険者に支払われます。費用保険金は、損害物の片づけなど損害により生じた費用の補助金として支払われます。

保険金が支払われないケースもある

生命保険・損害保険ともに、保険金は、受取人が保険会社に支払いの請求を行うことで支払われます。

しかし、免責期間内(保険会社が例外的に支払い義務を免れられる期間)や故意による損害、海外での事故(個人賠償責任特約は除く)などは支払われないケースがあります。【お金の単語帳】