日本では1999年から「ゼロ金利政策」が始まり、銀行に預けても利息が少ないため、投資を始める人が増えています。特に株式は、投資対象として人気があります。“上がったら売る、下がったら買う”が基本ですが、「顔合わせ」を目安に売買のタイミングを図ることもあります。「顔合わせ」は、株価の値動きを表す言葉ですが、詳しい意味を知っ
日本では1999年から「ゼロ金利政策」が始まり、銀行に預けても利息が少ないため、投資を始める人が増えています。特に株式は、投資対象として人気があります。“上がったら売る、下がったら買う”が基本ですが、「顔合わせ」を目安に売買のタイミングを図ることもあります。「顔合わせ」は、株価の値動きを表す言葉ですが、詳しい意味を知っていますか。
「高値顔合わせ」と「安値顔合わせ」がある
「顔合わせ」とは、株価が以前に付けた高値や安値と同じ値段に戻ることです。「面合わせ(つらあわせ)」ともいいます。
たとえば、700円の高値を付けた株が500円まで下がった後に、再び700円に戻る動きです。これは「高値顔合わせ」と呼びます。
「高値顔合わせ」は、前回700円で買った人が再び700円に株価が戻れば、売ろうとするため、株価は下がりやすくなります。
それに対して「安値顔合わせ」は、500円の安値を付けた株が700円まで上がった後に、500円に戻る動きです。この場合、再び700円に値上がりする前に安くなったところを買っておこうとする人が増えるため、上がりやすくなります。
投資のコツは腹八分
株式投資は昔から「売り買いは腹八分」と言われています。この格言の意味は、最高値や最安値で売り買いしようと思うとタイミングを逃すので、ある程度で見切りを付けるということです。また、株式に全財産を投じるなという教えも込められています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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